天然酵母パンを美味しく食べるコツ
今回は天然酵母を美味しく食べるコツをお伝えします。
とは言っても、私が天然酵母パンを焼き始めたのは、約1年前。その前からパンは好きでしたが、「食べ方」に大きな拘りはありませんでした。みなさんの中では、もっと長い間 天然酵母パンを焼いたり、食べたりしている方もいらっしゃると思うので、本当はアドバイス等も頂きたいところではありますが…今の私が知る限りでいくつかのポイントをお伝えいたします。
美味しく食べるタイミング
オーブンから出してすぐの焼きたてより、まずは一旦冷ます。
パンをカットする際は、必ず冷ましてからがオススメです。パンは焼きたてが一番・・・という概念が、天然酵母パンを焼くようになり無くなりました。
なぜだろう、冷めると天然酵母の独特な風味が出てきます。これは好みかもしれませんが…私は当日より2・3日後が美味しいと思っています。焼いた後もさらに熟成がすすみ美味しさが増しているように感じます。小さいサイズで焼くので、3日後まで残ったことはありませんが…笑
美味しく保管するコツ
保管の際にはラップやビニールなどで乾燥を防いで下さい。天然酵母は「しっとり」加減が命です! 我が家では、1、2日で食べきる分をカットしてタッパーに保管します。
食べきれない時。真夏でない限り、常温で数日は保ちます。心配な方や、3日以上の長期間で保管する際には、あらかじめスライスして、1回分をラップなどで包み「冷凍庫」へ保管することをオススメいたします。匂い移りを防ぐため、2重に筒んだり密閉された容器に入れると、より風味が長持ちすると思います。
カットする厚さは各々のお好みで良いと思いますが…私の好みは、1センチ程度の厚さです。フランスパンやイギリスパンのバケットのように厚めにカットしてしまうと、パン生地が重いので1カット食べるだけでお腹がいっぱいになってしまうからです。それと、短時間で温められるから。
美味しく温めるコツ
食べる際には冷凍した状態のままトースター、もしくはフライパンで「軽く」温めると香りと風味が戻ってきます。加熱のし過ぎはNG!香りが飛んでしまうのでご注意ください。※電子レンジでの加熱は、風味が消えてしまうためオススメしません。表面が乾燥しているようでしたら、表面に霧吹きを2,3回シュッシュと。または濡らした手で包み込むように湿らせると焼いたときに復活します。
もしくは…温めなくても美味しいです。 冷凍していたパンを常温に戻し、そのまま食べてみてください。しっとりした感じが残っていて、美味しく食べれます。
トーストする、しないはお好みで。
美味しくカットするコツ
間違いなくこれ、よく切れるパンナイフを使う事。このポイント、最後になってしまいましたが材料選びの次に重要だと思います。スパっと切れると見たが良いのはもちろんなんですが、パンを強く押さえないため、つぶれることなく快適に切れる。そして、カットした表面がボロボロでは、やはり美味しくないのです。
パンを焼き始めた頃は、10年以上も前に頂いた「切れないパンナイフ」を使っていました。それが悪いとも思ってなかったのです。しかし、知り合いのお宅へパンを持参し、きれいにカットされて食卓に出てきたら見違えるような「本物のパン」になっていました。見た目も味も、いつもと数段ちがう! 驚くほど見違えて美味しくなっていたのです。直後、パンナイフを買いに行ったのは言うまでもありません。近くのショッピングモールのセールで5000円くらいだったのですが、ここ数年で新調してよかった台所用品の第1位です!この5000円の投資は、本当に正解でした。
今回は食べる際のコツをお伝えしました。これ以外にもまだまだ美味しく食べれる方法があると思います。「パンを焼く」って事は、自分が育った家庭のやり方が主流となり、大人になっても継続されていて、大きな変化がない方が多いのではないでしょうか? 私は小学生時代の朝食スタイルが、つい最近まで継続していました。せっかく美味しいパンに巡り合えたのだから、美味しく食べれるような工夫を引き続き探して、また機会があったらシェアをさせて頂きます。
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