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16歳息子をフィリピン留学に送り出すまでの話⑪

7月27日(土)
今日の午後に荷物を寮へ運ぶ。
そして次の日にはバイバイ。

ゆっくり起きてギリギリで朝食をとる。

午後まで何をしようかと考えて、
大学の角にあるフォトスタジオで写真を撮ることにした。
セルフフォトスタジオみたいなのが韓国で流行っていると聞いていたけれど、ここも韓国から来たもののようで、まさに。

これも記念になった!

さて、午後って何時だろうね、、、
ざっくりとした約束だったけれど、もう慣れているので適当でいいねーと海沿いでまずはお茶。そしてランチ。
居心地が良くて、長居してしまう。

このパスタが見た目の10倍美味しかった


さて、寮へ行こう。ちょっとドキドキする。

到着。
特にかしこまった雰囲気もなく、ゆるりと部屋を案内される。
3人部屋を希望していて、2段ベッドは上だと言われていた。まぁいいけど。

机が3つ、ロッカーが3つ。棚が2つ。

最初に指定された机には棚がなくて、他人のことになると図々しくなれる私は「棚はないの?」と聞いた。
そしたらスタッフが寮長に言ってくれて、いい感じに隅で棚付きの場所に変えてくれた。変えてくれるんだw
言ってみるもんだ。お金渡した方がいいのかなと一瞬思ったけど、とりあえずそれは止めた。

2段ベッドの上は微妙に心配ではあったけれど、私も登ってみたら意外と快適だった。天井がけっこう高いのだ。マットレスの寝心地も良い感じ。ホッとする。

いざ来てみると、ロッカーの鍵や、その他必要なものが色々出てきて買いに行くことにした。

勉強用のライト


今日はもうそれで1日が終わりそう。
夕方、初めて激しめの雨に降られる。

移動も大変だし、買い物先のすぐ近くにある中華のファーストフード店で夕飯を済ませることにした。
そこで、自立について少し話す。



最後の夜に雨はちょっとやめてほしかったけど、仕方ない。

部屋に着いたら、最後の荷物チェックをする。
なんかフワッとした雰囲気のままの息子。
ジョーカー2の予告編を一緒に見たり、藤井風の新曲も見たり、ロバート秋山のクリエイターズファイルも見た。
わざわざしんみりする必要も、妙に張り切る必要もないからそれでいいんだけど、こういう時に気持ちについて語り合ったりするタイプじゃないんだな、と改めて知る。

帰りの航空券、息子の分のチケットだけ日程を変更する。
12月。
そうね、ただの観察的視点だったとしても、時はちゃんと流れているのね。

次の日に続く

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