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永代通りを伊三次は走る。

東京の深川周辺が好きでたまらない


アスファルトで舗装される前は
土埃の道で


歴史を作ってきた人が
歩き、生活していたと思うと


してはいけないけど
富岡八幡宮で
ジャンプしたくなるくらい
楽しくなる


髪結い伊三次捕物余話
幻の声
(作)宇江佐真理


昔、バイト先の手打ち蕎麦屋で
一緒に働くおばさんに
教えてもらった本だ


時代ものの小説など
全く読んでいなかったけど
とにかくおもしろくて
ハマった


主人公は髪結い伊三次。

店を構えない
今でいうところ
店舗を持たない
フリーの美容師で
お客さんの家に行って髪を整える


伊三次の
夢は店舗を持つ事。


伊三次の
夢は男まさり深川芸者の
彼女「文吉」を養う事。


私みたいに虜になった人も多いらしく
シリーズ化になった


時代はかわれど、人は変わらない


だからこそ、歴史から
学ぶ事だらけなんだと思う。

#宇江佐真理

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