見出し画像

#227 よしもとお笑いライブ

よしもとの劇場に行ってきた話。
観たい人しかいない神回だったのでこれはもう行かない理由はない、と早めにチケットを取ったら前から2列目。もはや舞台を見上げる近さ。
前説からゲスト出番の手前まで、劇場所属芸人のネタとコーナー。
正直、全く聞いたこともない芸人ばかりだったが、観客がどっと沸く瞬間が何回も。1日に何公演もこの場に立てるということは実力者揃いなんだろうなぁと。劇場に足繁く通う太客で自分の周りが固められていたようで、笑い声のボリュームがここだけ全然違うしやたら反応が良い。開演前には、目の前の席(最前列)のお姉さんが推しの芸人ステッカーをチケットと一緒に掲げて写真を撮ったりしていた。平和だ…

後半、まずはニッポンの社長。声の張り具合が半端ないケツと、対照的なトーンで淡々とツッコむ辻。身長差もそうやけど、コントラストありすぎて逆にバランスが取れている。
ジャルジャルはいつも通り、どうやったらそんなネタが書けるんですかというネタだった。福徳がヤバい人で後藤がそれに翻弄されるパターン。途中本人たちですら笑けてしまうくらい、意味分からんけどインパクトのあるコント。
こがけんは歌上手すぎる笑。上手いからあのネタが成り立つわけで。特定の誰かをモノマネしてる訳じゃないのに「似てる!!すげー分かる!!」ってなる。
金属バットは袖から出てきただけでなんであんなにおもろいんや…。坊主の小林・超ロン毛の友保というヤバいビジュアルとは裏腹に、ずっとそのまま喋っといて欲しいと思えるゆるい漫才。なんか2人ともめっちゃ楽しそうやねんな…
大トリ、(一番観たかった)テンダラーは白川のはにかみスマイルと浜本の鬼気迫る顔芸が光りまくっていた。息継ぎしてんのかな?レベルの掛け合いは達人の域。コンビ結成30年とのことで、圧倒的な安定感。プロだなぁ…

とまぁ色々書いてますが、私はお笑いライターでもなんでもなく、ただただお笑い好きな関西人の個人的感想です。
前説合わせて全13組、90分。値打ちありすぎ。
それにしても前売2,600円は安すぎやしませんか吉本興業。観る側としてはありがたいですが。
また今回のような(私にとっての)神回が訪れることを願って…次のチャンスを楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?