ななし@小

【学級づくり】がしたくて小学校教員になりました。日々感じていることや、学校で使えること…

ななし@小

【学級づくり】がしたくて小学校教員になりました。日々感じていることや、学校で使えることについてたまに書きます。セミナー等でお話させていただくこともしばしば、10年目。読書記録。

最近の記事

日進月歩 教務主任 〜1年目 7月2週目①〜

2021年7月5日(月)雨のち曇り① 朝から昇降口に立つ 月曜日の朝だからか。あまり挨拶が返ってこない。保護者会を通じて、児童が挨拶しない理由が少しわかることとなる。それは、"保護者"が挨拶をしないのだ。挨拶をしても、うつむき加減で返ってこない。衝撃を受けた。 ② 研修レポート、依頼書の作成 新型コロナウィルスの影響で、外部で集まって行う研修が中止となり、代替え措置として資料による研修となった。それらを読んで、レポートを書かなければならない。それが実に面倒くさくてたまらない

    • It's okay to cry 教務主任 〜1年目 7月1週目〜

       主に行った業務のみ記載することとする。 7月1日(木)大雨①保護者対応確認 前日、ある学級の保護者が学校に来校し、担任と面談を行った。その際受けた話を校長、教頭、教務と担任でシェアし、今後の対応を考えることになった。会議は朝7時過ぎに始まった。たまたまであるが、この日は少し早く出勤してよかったとつくづく思う。校内における情報共有、管理職の意向の把握はこの仕事をしていく上で非常に大切なことである。また、外部との対応が迫られており、関係機関について知識の乏しい私は、今後どのよ

      • 人生山あり 谷あり、紆余曲折:教務主任としての日々

        みなさん、教務主任という仕事をご存知ですか。 学級担任を束ね、学校の教育課程を司る存在としているのが教務主任です。 よく、学校における中間管理職とも言われるそうです。 学校の規模にもよりますが、学級を持たない場合が多いそうです。(なにせ、激務と言われていますからね…) 実は、その教務主任を今年度から任されています。 任されたときは、30台前半という若さで任されたことに対する嬉しさや、自分に務まるかどうかという不安、学級担任を離れることに対する恐怖心に近い感情が渦巻き

        • 好循環を生む 子どもも大人も笑顔になる言葉がけ

          こんにちは。 先日初めてコメントとフォローをいただきました。本当に些細なことですが、こんなにも嬉しいのかというぐらい、とても嬉しかったです。ありがとうございました。また、いつもスキを押してくださる方も、本当にありがとうございます。 自由気ままに書いているので、文章として体を成していなかったり、段落相互の関係が前後してしまったりと読みにくいこともあるかと思います。ですが、書くことも練習という気持ちで、そしてなによりも、「書いてアウトプットすることが今の自分にとって必要なこと

        日進月歩 教務主任 〜1年目 7月2週目①〜

          分散登校中の3年生に成長ノートを書かせた(感想)

          菊池省三先生の実践に成長ノートとというものがある。 教師からテーマを与え、子どもたち一人ひとりは、そのテーマについて考えたことや思ったことなどを書くものだ。年間に100以上のテーマで書く。私も、数年に渡って実践してきた。 思いや言葉というものは、形として残らない。でも、とても大切なものだ。なので、書くことで残しておくしかない。さらに、自分の思いや考えを書くことによって、自分自身のことをメタ認知・客観視することもできる。それが、人格形成の上で非常に教育的効果が大きい。 よく

          分散登校中の3年生に成長ノートを書かせた(感想)

          “休校明け”や“課題を渡す日”に子どもたちを迎え入れるときに大切にしたいこと

           こんにちは。  私の地域では、GW明けに課題を渡す日が設定されており、その中で子どもたちと1時間だけ登校する時間があります。  そして、その日が終わればまた2週間の休校が続きます。恐らく似たような地域が多いのではないでしょうか。  今日はそこで、課題を渡す日に子どもたちに伝えたいことや、行うことを考えていきたいと思います。  休校が明ける学校も、休校が明けるときにも大切になってくると思うので、ぜひお読みいただけたらと思います。 1| 居場所をつくる 休校明けではどんな

          “休校明け”や“課題を渡す日”に子どもたちを迎え入れるときに大切にしたいこと

          休校中の課題の渡し方

           こんにちは。  各地域で、休校が延期されたことと思います。すると、新しい課題を作り渡さなければいけないですよね。そして、今までの課題もできれば回収しておきたいところです。  そこで今回は、新しい課題をどのように渡していくのかを、学習会に参加したり、直接話しを伺ったりして得た情報をまとめていきたいと思います。 1| 登校日を設ける 課題を渡すために、登校日を設けるという方法です。一番オーソドックスな方法かもしれません。中には、学年ごとに登校日をずらしたりと“分散登校”を

          休校中の課題の渡し方

          コロナ対策期間でも盛り上がること間違いなし!対話しない学級レク

          「こんな状況だけど子どもたちを楽しませたい…」 「少しでも交流させたいけど対話しちゃいけないって言うし…」 という悩みはありませんか? この記事では、現在のこの状況でも「感染症対策をしつつも楽しめる学級レク」を紹介していきます。 レクの紹介はとても短いので、参考程度にでもお読みいただけると嬉しいです。 1| 時間当てゲーム ①先生が時間を指定する(例:30秒)  ②全員が机に伏せる  ③スタートの合図で開始  ④指定の時間が立ったと思ったら顔を上げる  ⑤一番近かった

          コロナ対策期間でも盛り上がること間違いなし!対話しない学級レク

          私の“教育観”

           こんにちは。初めてのノート作成です。  今度行われるオンライン学習会で、「教育観」について学ぶことになりました。そこに向けて、整理する意味でも自分の「教育観」について考え、書いていきたいと思います。  教育観とは、人生観にも似ていると思います。自分の人生とは切っても切れないものです。自分が生きている上で大切にしていることが、自然と教育観につながっていると、書きながら思いました。  少しでも読んでいただけると幸いです。 1. 学生時代の「教師観」 正しいことが正しいと言

          私の“教育観”