見出し画像

Hello again

気分転換と多少の運動も兼ねて散歩するようにしている。15分ぐらい歩くと河川敷に公園がある。ここがけっこう綺麗で良い場所なのだ。中洲部分にちょっとした広場があり、川沿いに子供が遊ぶためのエリアとボールで遊べるぐらいのスペースもある。トイレも綺麗。特に土日は人が多くいるが、混みすぎない程度だ。
今日の夕方にそこまで歩いた。広場で食べるための激安和菓子を持参して。天気はどんよりしていたものの、風がちょうど良い感じで吹いていた。

現地に到着して、川を眺めながら橋を歩いていると、川遊びをしている数人の小学生がいた。学校指定であろう運動着姿でガッツリ川に潜って楽しんでいた。
なんとなく、現代っ子がそこまでダイナミックな遊びをするとは思ってなかったために、この時代に川遊び・・・!!と新鮮に感じた。
広場にある一人掛け用の椅子に座る。目の前は川で対岸の河川敷が見える。和菓子をモシャモシャしているとチャリに乗った野球少年が2人、河川敷の緩やかなスロープを下りはじめていた。スロープの斜面は6月らしく草が生い茂っている。
それも関係なしに、進行方向から真横にそれてダイナミックショートカットして下段に降りていた。なんの躊躇いもなくしていたので、おそらくいつもしていることなんだろう。傾斜何度だ。

この令和の時代でも少年少女には多少のワイルドさが残っていることに少し感動した。他にも散歩ではしゃぐワンコ達、キャッチボールをする少年達、走り回る子供達を見守る親御さん達、紫陽花を眺めるご婦人、東屋では寝てるのか死んでるのかわからないおじいさんなどなど。夕方の穏やかな時間が流れていた。

その川周辺はそれなりに歴史のあるスポットらしく、紹介する立て看板も置いてある。白黒写真の中にも川遊びをしている様子が見られる。きっと写真に残せないぐらい前からも、ずっと人々と川は変わってないんだろう。
精神的な豊かさをもたらしてくれる場であり続けて欲しいものだ。


ここまでありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?