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いつぞやの静岡旅行のこと


河津バガテル公園
泊まったところは東伊豆で、河津市へは車で15分程度。
Izoo(爬虫類専門の動物園)が目的だった。
ドライブしてたらたまたま見つけた薔薇の園。
どれも大輪で色鮮やか。暑さにも負けずに咲いてた。
静岡県下田市
以下、下田ビーチの写真
白濱神社
ビーチの奥の方に行くとある。この写真ではそんなに感じないけど
鳥居の方まで登るとけっこう高い
個人的なベストショット
サーファーがめちゃくちゃいた

ホテルにて

宿泊したのは海の目の前にある「スパリゾート 竜宮の使い」
めちゃくちゃ新しい感じではないけど小綺麗で、
個室はモダンで雰囲気が良く、波音の中過ごせる素晴らしいお宿。

来た初日だけかなりの雷雨に見舞われた。
お風呂に入ると窓が数箇所空いてた。
本来は外のいい景色・空気を楽しむのが目的だったんだろう。
開けてるんだ…と思いつつ、雨に打たれないスペースでお湯に浸かった。
暗闇の中、紫電がはしった上に、風・波音が宿を取り囲んで押し潰しそうなぐらい窓の外は壮絶だった。
紫色がパシパシと黒を照らすのをしばらく見ていると不安感が込み上げてくる。
その光った瞬間に大きな目玉が見えて、こちらをのぞいていて、
今まで波の音だと思ってたのはそいつの鳴き声でした〜とか。
そそっと風呂から上がった。


宿のスタッフさんの中には外国の方が数人、忙しく早歩きしていた。
もう珍しいことではないのだろうが、筆者はその時初めて見た。
最後の朝食の時、レストランに向かうも
結構な人で捌ききれなかったようで女性の外国人スタッフの方(Aさんとする)に少し待つように言われた。
なら、読書スペースの方にいますと返事をし、時間を潰すことに。
畳の部屋には漫画、ダイビング関連の雑誌、子供用の絵本、マッサージチェアと
大きいクッションがいくつか置かれている。
この部屋も海に面するようになっており、先客もいなかったため、くつろぐには最適すぎるぐらいだった。

なんとなく筆者は背の低い本棚にかけてあった子供用の絵本を手に取った。
そう時間はかからないだろうし、この歳になると絵本なんて読むタイミングがない。
少し経って先ほどのAさんが呼びに来た。
畳に絵本を置き、しゃがみ込んでページをめくっていた筆者を見て和やかに微笑んでくれた。
宿側にとっては書き入れ時であり忙殺期でもあるゴールデンウィーク。
気遣うまでもないかもしれないが、逼迫した状態を少しでも和ませられたなら
幸いである。


去り際に、宿泊客の女の子とAさんがニコニコとハイタッチをしながら、
別れの挨拶をしているのを見た。

忙しくても心にゆとりのある方って素晴らしいと思う。
最終日の朝は晴れ。キャリーケースを引連れ、眩しい海が見える宿を後にした。


写真のログ見たら一昨年のゴールデンウィークでした。
静岡はいつでも暖かくて和やかなイメージです。
また行きたいなー

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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