爺の遺言、青春の慚愧。ウィルスをばかにするな。
麻疹(はしか)が警戒されています。
多くの人は免疫を持っています。
子どもの時に罹患すれば、ほとんどの人は生涯免疫をもちます。
たーだーし、子どもの病気だと思い込んでいたらえらいめにあいます。
成人が感染したら、重篤化しやすい。
私は、おたふく風邪で死にかけました。
成人男性のおたふく風邪は、睾丸炎をともない後遺症は無論睾丸縮小無精子症です。
これがいかに精神的に人生を破壊するか、わかりますよね。
加えて、激しい倦怠感が続き、心臓発作から強迫神経症の20年間の苦しみに。
発症したとき、家族はバカにしました。
あまりの苦しさに、救急車をと懇願しました。母が119してくれたようですが、「うちの子がおたふく風邪で」としか言わなかったのでしょう。患者が成人男子だと言えば、すぐ救急車がきてくれます。しかし、説明不十分で、断られた。しかたなく、薬局に行って何か薬をかってきた。馴染みの医師が往診に来てくれたのは、3日後。ほとんど意識はありませんでした。
はしか、の感染力は、オミクロン株と同じくらい強烈です。
オミクロン変異株の9波は、必ずきます。
ウィルスをばかにしたら、人生を失います。
私みたいに、家族の無知で青春の20年間を発作に苦しむ後遺症で失う悲劇も、あります。
もう爺さんになりましたから、遺言します。
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