待ち時間が一番の不満(今日のがちマンから学んだこと)
おはようございます。
九州で代書屋をしています、
一般ピープルの、かめいです。
今週のがっちりマンデー!を視聴しました。
テーマは、
「儲かる!混雑ビジネス」
でした。
テーマに、混雑とあったので番組を見る前に、世の中で混雑しているところはどこだろうと、ちょこっと考えてみると、
・スーパーのレジ
・行列のできる飲食店
・高速のサービスエリアやイベント会場の女性トイレなど
が、まっさきに頭の中に思い浮かびました。
そしてそのまま番組を見たのですが、まさに、これらのことについて、番組では取り上げられていました。
私がスーパーのお店で働いていた時、お店の店長がいつも言っていたのが、
「とにかく、レジでお客様をお待たせするな!お店に対するクレームでもっとも多いのが、商品や接客のことでなく、レジで長い時間、待たされたということだ!」
というものでした。
お客様は、店内でお買い物をしている時は、自分でいろいろ考えながら、時間をすごしているので、時間がかかったとしても、特に気にはしません。
しかし、お買い物の最終段階である、レジでお会計をするの時は、だた待っているだけですので、時間がたつのが遅く感じます。ですので、長時間またされると、イライラして、クレームにつながります。
このように、「混んでる」「並んでる」ことが、解消できるのであれば、それはすごい顧客満足につながります。
で、今週のがっちりマンデー!では、最初に、行列のできるラーメン店の行列に並ばなくても、お店に入れるという「テーブルチェックファストパス」というものを取り上げていました。
普段、予約をとっていない行列店に、手数料を払って優先案内の席を確保する、というものです。
ファストパスというものは、ディズニーランドなどの施設で、すでに導入されている仕組みですので、聞いた方も多いと思いますが、この「テーブルチェックファストパス」は、ラーメン店という小規模なビジネスの場面に、導入したことが画期的と言えます。
番組では、銀座のミシュランの★を獲得したラーメン店を紹介していましたが、ファストパスの手数料は、500円でした。
個人的には、500円を払って、行列に並ばないで有名なお店で食事ができるなら、ガンガン利用すると思います。銀座のラーメン店の店主は、以前は行列対策で、普段よく見る、名前を書いてもらって順番待ちをしてもらう記帳制などもしていたが、これだと名前だけ書いて、結局来ないお客様もいる、しかし、ファストパスでは、事前に手数料を支払っているので、ほとんどのお客様は時間どうりに来てくれるとのことでした。
また、今は、外国人観光客もたくさん日本に来ていますが、ファストパスで事前に予約ができれば、時間がなくても、気軽に人気店の料理を食べることができるので、この仕組みは大人気と紹介もしていました。
お店側には、手数料が入りますし、お客様側は、行列をしなくていいシステムですので、まさに一石二鳥と言えます。
ここで、ちょこっと、それますが、この仕組みを導入してうまくいくお店は、絶えず、行列ができているお店だけであって、たまに行列ができているようなお店では、あまり意味がないように思います。
あと、飲食店において、「お店に行列ができている」という状況は、
この飲食店を知らない人にとっては、「並んででも食べたい人が、これだけいるのか」と、宣伝効果になるという側面もあります。
このような効果は、もういらない、また、お客様の並んでもらうのも、
なんか申しわけないという、超人気店しか、このシステムは使えないのかなと、個人的には、思いました。
次の混雑ビジネスとして、「タッチトゥゴー」というお店のレジを開発して、お店の混雑を解消した仕組みを紹介していました。
番組では、駅構内にある無人コンビニを取り上げていました。無人店舗の運営自体は、Amazon Goなど、以前からあるもので、店内に取り付けたカメラが入店した人をチェックし、どの商品を取ったかを確認して、お会計までをするというもので、特に目新しいものではないかなと、最初は思いました。
しかし、この「タッチトゥゴー」は、番組の解説者も言っていましたが、この無人コンビニを利用する時に、事前の利用登録をしなくても、お店で買い物ができるということです。
従前のこのような無人のお店は、利用する前に、クレジット情報などの個人情報を登録する必要があり、これがめんどくさいというものがありました。
しかし、この「タッチトゥゴー」システムは、この事前登録をせずに、お店を利用できるので、利用するための心理的な障壁が少ないと思います。
これは、ビジネスの上では、非常に大事なことだと思います。
コンビニのファミリーマートがこのシステムをすでに導入しており、人件費も少なくできるので、どんどん導入していきたいと言っていました。
しかし、このシステムは、何十台というAIカメラを使いますし、商品の棚には、重量センサーもたくさん使っています。ですので、個人的には、このシステムを導入するのに、1店舗あたり、いくらぐらいの費用がかかるのかな?と、非常に気にはなりました。
次の混雑ビジネスとして、アキッパという駐車場ビジネスの会社が取り上げられていました。
この会社は、以前、がっちりマンデー!でも取り上げられていたと思うんだけど、今回は、イベント会場の駐車場の混雑を解消しているとして、紹介されていました。
まず、アキッパという会社は、自宅や会社の空いている駐車場を、1日や、数時間単位で、利用したいお客様に貸し出すというサービスを行っている会社です。
イベント会場では、大きなイベントがあると、イベント会場の駐車場だけでは、満車になってしまうので、イベント会場周辺の空いている自宅や会社の駐車場を利用してもらおうというものです。
あと、アキッパが行っているのが、駐車場利用は事前の予約制にしている、また、イベント会場から利用する駐車場の距離に応じて、料金を変動させているということも紹介していました。これによって、会場周辺の道路の混雑も解消できるとのことでした。
紹介したあと、番食の司会者が「会場周辺の空いている駐車場をアキッパと契約してもらうために探すのって、大変じゃありませんか」と質問していましたが、アキッパの人が、「車の保険会社と提携していて、車の保険を解約した人を紹介してもらっている、解約した人は運転免許も自主返納している人が多いので車に乗らなくなる、すると車を処分するので、家の駐車場が空く」と言っていました。
この保険会社から紹介してもらう仕組みは、すごいなと感じました。
最後の混雑ビジネスとして、イベント会場内の女性トイレの混雑を取り上げていました。
紹介される前に、私の頭の中で、この問題を解消するにはどうすればいいか、ちょこっと想像してみました。
先に紹介したアキッパのような感じで、イベント会場周辺のご自宅や会社のトイレを契約して、利用させてもらうのもありかなとは考えましたが、トイレは近くですませたいものだし、女性の利用者も他人の自宅のトイレを利用するのは、抵抗があるなと思いました。
すると、女性トイレの混雑の解消には、物理的に女性用のトイレを増やすしか方法はないなと思いました。
でも、イベント会場の中のトイレも、制限なく女性トイレの場所を増やすこと難しいので、一定の場所の制約があるしなと思っていました。
このように考えてから、番組をみてみると、会場内の女性トイレを、女性利用者の割合によって、物理的に増やすことができるような仕組みのトイレの設計にしていることを紹介していました。
どういう仕組みかというと、一般的に男性用トイレと、女性用トイレはトイレの入口が別々で、トイレの中も当然別々になっており、トイレの場所の中はつながっていません。つながっていたら、別々に入口にしている意味がありませんので。
しかし、番組で紹介しているイベント会場のトイレは、トイレの中が、大きな壁で仕切られていて、その壁を取り払うと、女性用のトイレと、男性用のトイレが、行き来できるように作らてれています。
ですので、この壁の場所を調整することで、実際のトイレの場所の男女の割合スペースを、変更することができるようになっています。
つまり、わかりやすく言えば、このイベント会場のトイレは、入口は男女別々ですが、中は壁で仕切っているだけで、構造的には、1つのトイレとなっています。言葉では、この構造が説明しづらいので、最後に貼っておきます、ティーバーのアドレスから、視聴されることをお勧めします。
以上、今週のがっちりマンデー!は、
「儲かる!混雑ビジネス」
を取り上げていましたが、混雑が発生しているということは、それはいかえれば、何らかの機会ロスが発生しているということであり、これを解消できれば、利用者の満足度はあがり、ビジネスとしても儲かるということが言え、いいことづくめのことだなと実感いたしました。
最後に、番組の最新回が見れる、ティーバーのアドレスを貼っておきます。
https://tver.jp/series/srgphhvnph
それでは、また、次回のnoteで。
PS 次回のがっちりマンデー!予告は、
「儲かる ゆっくりビジネス」
となっていました。
混雑ビジネスを取り上げた翌週に、ゆっくりビジネスを取り上げる、
がっちりマンデー!の製作スタッフのセンスは、素晴らしいと思います。