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ちょっとしたお知らせ

記事要約
●今年3月、店長が好きな雑誌nice things.休刊に泣く。
●県外在住のお客様で、月刊URALA臨時号欲しい方はお申しつけください。コーヒー豆などを注文された方でご希望の方に同梱します。注文時に一言お願いします。ネットショップの方は備考欄に“臨時号希望”とご記入ください。
●南越前町のフリーペーパー、MINACOIー南越前町に恋してーもご希望の方は上記同様にご記入、お声かけください。
●全国規模の出版社から出てる旅行雑誌もいいけど、ディープな福井を楽しむなら地元の情報誌がオススメ。新型コロナウイルスが落ち着いたら遊びに来てね。それまでは予習として地元誌バックナンバーを要チェック!


おはよう、ハロー、ボンソワー、カメイ珈琲店です。

昭和の日の昨日、郵便局と銀行に出かけたらマスクしてない方がチラホラいたことに、そしてその人が局員さんと会話してることに愕然とし、また恐怖を抱いてしまった自分がいることに(少なくとも三か月前の自分にはとうてい考えられなかったことだったので)愕然としてしまった今月はお店でだいたいボッチな店長です。だいたい...ごめん、嘘です。ほとんどボッチです。

前回の記事で、ここのnoteではざっくり言うと①ウガンダのこと、②自店と自店のコーヒーの紹介、③おうちカフェの参考になるレシピ紹介、④福井県の紹介、していく予定!と書きました。

今日の記事はどちらかというと、④の福井県の紹介になるかなと思います。

皆さんは好きな雑誌が休刊、廃刊になった経験はありますか?

「紙媒体の雑誌や本が売れない」と言われて久しいです。そんな雰囲気とは関係なく、うちのお店では、地元の雑誌を2つと全国出版の雑誌1つをぼぼ毎月購入していました。予算が許せばもっと色んな種類の雑誌を置きたいくらいです。

全国規模出版の雑誌は、nice things.という雑誌でした。多分、noteを読んでる方の多くは知ってる雑誌かもしれません。毎号1つのテーマに沿って日本各地の人や店やモノを紹介していた雑誌です。

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もともとはこの雑誌に使われている写真が自分好みだったことから毎月購入していたのですが、福井ではこの雑誌自体を見かけないことや知らないお客様が多かったので、こんな雑誌もありますよという紹介もかねてお店に置いていました。また、福井県の企業も毎年1つくらいは紹介されてたことも好きな理由の一つでした。

が、今年3月に出版元がなくなり休刊になってしまいました。いま考えたら新型コロナウイルスの影響もなくはなかったかもしれません。

『そろそろ今月号が出るなぁ。買いに行かんとかー』と思っていた矢先に知らされました。「小豆書房」(今年5月に福井県今立郡池田町にお店を構える方です。)の店長さんから不意に教えてもらいました。不意過ぎて、「えええーっ(俺の毎月の癒しのひとつがーっ)?!」と言いながら、その場を小回りで一周した記憶があります。

思い返せば、たった2ヶ月ほど前の出来事なんですね。慌ただしい3月が始まり、確実に新型コロナウイルスの影響が出てきて(けど来店されるお客様のほとんどは気にしてない様子で、ヨーロッパの状況を照らし合わせたら確実にヤバい状況が差し迫っていたけれども声高に言うとそれはそれでアブナイヒト認定確実の雰囲気でもありそんな勇気を持ち合わせているわけもなく)、4月に入ってようやく事態の深刻さにみんな気づき…今に至ってます。

地元情報誌の休刊

そうして4月も下旬にさしかかろうかというころ、地元の情報誌月刊URALA(嶺北福井方言で ”私たち”の意味、自分を言うときは”うら”、複数形は”うらら”)さんが休刊になることを知りました。URALAさんには何度かお店を取り上げていただき、その度に新しいお客様が増えました。本当に大変お世話になった雑誌です。それに、何かと縁のある地元出版社なのです。

日々URALA というウェブでの発信は続くのですが、紙媒体はいったん休刊とのこと...。

紙媒体の文化論をここで展開するつもりはありません。休刊の何が悲しいかというと、馴染みのお店、行きつけのお店が無くなった感じがするのです。心にぽっかり穴が開いた感じ。

雑誌や本の積読感、たまにぺらぺらめくってみて「あれ、こんな記事もあったんだ」という(めっちゃしょうもない規模の)セレンディピティ。ウェブでは、おっちゃんには感じられんのよね。ウェブにはウェブでまた違った形でのセレンディピティ感があるんだろうけど。

月刊URALA臨時号が出るよ

4月25日発売の月刊URALA5月号でいったん休刊になるんだけど、その前に月刊URALA臨時号が出るんだって。タブロイド判の月刊URALA臨時号は福井県内で無料設置されます。

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そこで、カメイ珈琲店では
①県外に在住の方で、
②ネットショップ、またはカメイ珈琲店にメール、電話、SNS等のダイレクトメッセージで商品を注文してくれた方、
③ご希望の方に
このURALA号外号も一緒にお届けします。

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少しでも福井の面白いことがわかって、かつURALAっていう雑誌があるんだよってことを県外の方に知ってもらいたいなと思って、URALA編集部の方の了解を得て少しだけ余分にいただきました。ご希望の方がいましたら、商品をご注文時に書き添えていただけたら同梱させてただきます。ネットショップの方は備考欄にお願いします。すでに、北海道と関西のお客様に発送しました!

新型コロナウイルスの混乱が終息して、お出かけできるようになったとき、きっと役に立つ!はず。こんな場所、人、ことがあるんだって深くわかるのは地元情報誌ですよね。

南越前町のフリーペーパーもあるよ

そして、出版の時系列ではこちらが先なんですが、僕の生まれ故郷の町のフリーペーパーもあります。出来ました!南越前町に恋して略して...M I N A C O I-南越前町に恋して-...みんな来てね、みんなこい...略してM I N A C O I。っていう意味もあるかもしれませんね。

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こちらもご希望の方は一言添えていただきますと、同梱して送らせていただきます。緊急事態宣言前に刷り上がったフリーペーパーなので、中止になったイベントもそのまま書かれていることはご了承ください。もし、フリーペーパーを読まれて興味を持たれたら、問い合わせていただくと確実です。

というお知らせでした。

余談...
ここまで書いてきて、「21世紀はラップ(もとい口承)の世紀にもどるのかも」なんて思う。紙が発明される前よりもっと前、文字が発明される以前はすべて口伝だった。いやいやウェブあんじゃんと思ったのだけど、ほら、ウェブって電気なかったらおしまいでしょ?世紀をまたぐ間に震災を幾度も経験して、今回のコロナウイルス騒動とくりゃ、確実に電気が使えなくなる可能性も考えざるを得ない。ほら、日本書紀も口承を紙にまとめたものだから、ラッパーもとい、口承人という仕事が大活躍する時代かも。

#福井県 #フリーペーパー #福井県紹介 #コーヒー




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