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『勝手に〔川崎ブレイブサンダースのスポンサーCM〕を〔分析&自主提案〕してみた』

初めてのnote記事で取り上げるのは、Bリーグの推しチーム『川崎ブレイブサンダース』のホームアリーナで放映される「スポンサーCM」について。
すごく良く出来ている動画の内容を、コミュニケーションビジネスの視点から分析し、課題を抽出。(勝手に)次回作の内容を提案します。

ファンからの注目度絶大!!チームの顔となる選手起用のCM動画

ピックアップしたのはアリーナ内で放映される「リクルートエージェント」のCM。

「テレビCMやYouTube用動画を、そのままアリーナで放映してんじゃないの?」と思われた方、ハズレです。

15秒~30秒の動画なので、ご覧になったことが無い方は是非一度。


Good Point|認知効果◎理解促進〇 

①ファン必見!日本代表クラスかつ川崎ブレイブサンダースの顔である大人気選手(#7 篠山選手、#0 藤井選手)の起用

アリーナに足を運んだ川崎ブレイブサンダースファンのみならずBリーグ(+バスケ日本代表)ファンとしては、必見のキャスティング。

描かれたシーンも、ファンでもなかなか垣間見ることができない、同じチーム内の先輩後輩同士の1on1対決にフォーカスした内容。

その希少性から、アリーナ内での注目度・視聴完了率ともに高く「あのCMね!」とCM内容を覚えているファンの方も多いのではないでしょうか?

②選手の強み=スキルを強調して、サービス利用時のイメージを促している

映像は、それぞれの選手の強みをフォーカスした内容になっています。

 ▶#7 篠山選手・・フローターシュート

 ▶#0 藤井選手・・スティール

 ▶「自分の強みで勝負する」というコピーで締め


「リクルートエージェント」の事業である「転職」との親和性を考えてみます。

転職だけではなく就職を経験された方は、もれなく(ビジネス的な)自身の強み・スキル を整理&言語化されたかと思います。

このCMは、「私の強みってなんだろう?」と
転職というイベントには自身のスキルを考え・整理&言語化が必要なことを選手を通して気づかせてくれます。
ご覧になった方は、うっすらとでも
「リクルートエージェントは、私の強みの整理&言語化をサポートしてくれるのかな。」
と、企業名をセットでサービス内容へ一定の理解が進んだのではないでしょうか。

課題|パーチェスファネル的に捉えて、見えてきた、突っ込みポイント

パーチェスファネル的に捉えると、知名度・人気度ともに高い2選手を起用しているので、チームファンのみならずバスケファンからの認知獲得には強い効果を発揮している!と考えられます。

パーチェスファネルとは。
ざっくり、「リクルートエージェント」のサービスを
実際に利用するまでのプロセスを分解して、考えること。
*下の図

<図:パーチェスファネル>
<図:リクルートエージェント×川崎ブレイブサンダースCMをパーチェスファネルに当てはめる>


ここまでは大絶賛のCMですが、突っ込みポイント(課題点)に気づいてしまいました…


「#7 篠山選手も#0 藤井選手も、川崎(旧:東芝)ブレイブサンダース一筋じゃない??」


企業で言うと、プロパー。

新卒入社で数年間同じ組織に在籍しながら成長を遂げた象徴のような2選手。

「リクルートエージェント」の事業は、転職エージェントサービスでは??と事業内容と起用人物のミスマッチが気になります。


転職市場におけるターゲット(20代~40代?)に、「転職といえば=●●」という一番はじめに思い出してもらうことを目指すために、ファンに注目されやすい人物をキャスティングし、「企業・サービス名を覚えてもらうこと」や「まずは登録してもらうこと」を優先させたコミュニケーション施策が大事なことは理解できます。

一方で、転職は人生の中でも相当なエナジーを使うライフイベント。
生活&給料への影響が大きく、絶対に失敗したくない。
だからこそ期待と不安が入り混じり、先に経験している転職先輩の体験談が、不安を解きほぐせるキッカケになると考えます。

となれば、今後もこのCMシリーズ展開が続いていくことを期待して、勝手に改善自主提案!

解決策|パーチェスファネル的に捉えて見えてきた、次回シリーズ自主提案

転職=移籍経験者の(も)起用

プロスポーツ選手は、企業勤めに比べてば現役選手でいられる年月が圧倒的に短い。。。

その短い現役期間に濃縮された決断はドラマ性を持っていて、ビジネスパーソンでも、ビジネスパーソンじゃなくても、色んな方々の学びになると信じてます。

今後のシリーズでは、移籍を経験した選手もキャスティングして

「実際に移籍ってどうなの?」
「移籍に当たって誰かに相談した?」
「移籍選手 vs プロパー選手」などなど

既存の人気選手シリーズに続く、移籍体験談シリーズを(勝手に)提案させていただき、実現されることを楽しみにしています。

<図:今後のシリーズ展開妄想>

例えば #27 熊谷選手
優勝経験のある#27熊谷選手が、誰に相談して、なぜ大阪に移籍し、再度優勝を求めて川崎に移籍してくれたのか。

例えば #13 前田悟選手
富山でチームの主力として活躍が担保されていた#13前田悟選手が、学生時代から憧れを抱いていた川崎を通じてスキルアップしたいことは何なのか。

例えば#34 パブロ選手
スペイン代表として活躍したグローバル基準の#34パブロ選手が、日本文化が好きだとはいえ、国を越えて文化・スタイルの違いに、どのように馴染んでいっているのか。などなど

妄想しながら、今後のシリーズが楽しみで仕方なくなってきました。

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*私の今の拡散力めちゃめちゃ乏しいので


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