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空港免税店の楽しみ方!国や街の解像度があがります

海外旅行で空港を利用する際、免税店をご利用されますか?
私は空港免税店、結構楽しんで利用します。
ここで注意したいのは「免税店は、確かに免税されるが決して安価というわけではない」ということです。
以下では私の「空港免税店の楽しみ方」をシェアします。どうぞお付き合いください。


空港免税店から見えるその国の推し

空港免税店には様々な商品・ブランドが並びます。ここからその国の事情が垣間見えるのが、とても楽しいです。

どんな商品やブランド、食べ物が人気があるのか。
ドバイの空港には金製品が多く販売されています。お菓子もデーツ推しが中東らしい。

韓国では韓国コスメが多く並びますし、参鶏湯からキムチまでレトルトフードも豊富です。ロッテや新羅など免税店パッケージとしても他国に進出しています。

日本では東京ばな奈や白い恋人が山積みです。もうちょっと高額商品を推したいですが、デイリーなお菓子のクオリティが高いことが伺えますね。

パリではフォアグラの缶詰やワインが多くみられ、香港には香港ディズニーランドショップがあります。
このようにその国・都市の推しを通じて国民性や旅行者に今何が人気なのかよくわかります。

空港免税店の立地から見える生活者のニーズ

空港によっては、保安検査からゲートへの移動経路上に免税店があり必ずそこを通らなければいけない構造になっています。最近、関西空港の国際線ターミナルも改装されこのような構造になったようですね。

また、到着時にも大きな免税店があったりします。
私が訪れた中では、シドニー、オスロ、ロンドン・ヒースロー、レイキャビクなどはそうでした。これらの国では、酒税が高いのかな?という推察ができます。旅行者だけでなく、生活者もよく利用している様子が見られました。このあたりもお国柄や土地柄を伺うことができます。

空港免税店の価格は手ごろ?高い?

ご存じの方も多いと思いますが空港免税店の価格って実は安くないんです。重要なことなのでもう一度言います。安くないです。特にお酒。

2014年くらいまでは、日本の空港免税店ってハードリカーは本当に安かったです。特にウイスキーなどは本当に手ごろでした。現在はウイスキーの人気が劇的に高まり、プレミアム価格が乗ったり、空港免税店企画品だったりしてさほど安いわけではありません。むしろ市中の方が安いです。

では、なぜ高いのか≒高くても売れるのか、を考えてみることができると思うのです。お酒に関してはシンプルで、それだけのニーズがあるからですよね。だからこそ免税店企画品などが発売されると思います。

一般消費者の賢い利用法①プレミア商品探し

では、そんな空港免税店を賢く利用する方法はあるのでしょうか。

ある国で品薄な商品が、他の国で普通に売っているということは決して珍しくありません。グローバル化で商品価格も平準化が進んでいますが希少な商品がポロっと見つかることも多いと思っています。特にお酒ですね。

香港国際空港の免税店。AMAHAGANが豊富なのには驚きました。

価格優位性はおまけのようなもの。入手困難商品を探す場としてはなかなか優秀です。

他には空港(観光地)限定お菓子などは近年よく見られるマーケティングですね。タイの空港では限定プリッツが売られていますが、グリコが現地生産をしている賜物です。中国でも限定プリッツが売られています。こうした商品はお土産に、価格的にも、特別感の演出にも、とても良いです。

一般消費者の賢い利用法②価格が手ごろな商品探し

日本の空港免税店は、化粧品に関しては価格メリットがあると思います。
ラグジュアリーブランドも同様ですね。化粧品はオンラインで予約してピックアップができるのもとても良いです。

・価格が事前にわかる
・買う商品が事前に決まっている
・時間がさほどかからない
という3点においてお勧めできる利用法です。下記にリンクを貼っておきます。関西空港などもあります。
羽田空港 免税品事前予約
成田空港 免税品事前予約
JAL DUTYFREE免税品事前予約

搭乗時間に間に合うように買い物を楽しみましょう

最後に。友人が先日成田空港で、両手に大荷物(免税品)を抱えた女性が泣きながらクローズになった搭乗口前で係員に乗れるよう懇願するという場面を目撃したようです。
我々は時間厳守で空港での時間を楽しみましょう!

今日もお付き合い頂き有難うございました!

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