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(過去記事)2018.8.2 亀田屋の個性

亀田屋、3本の矢。

亀田屋、というショップは前述の通り50年の歴史がある「亀田家具」のバージョンアップチャネルだ。しかし、リアル店舗をそのままEC化したわけではない。せっかく前職である程度コミュニケーション関連の知見を得た当方が店主をするのだから、単にものを売るショップではなく、ショップ自体が「個性」を持って、お客様に愛される存在にしていきたい。
そこで亀田屋の個性、3本の矢を下記のように設定した。

「もっとやさしく」「もっと楽しく」「もっとシンプル」

これは店主である当方が常に心掛けているコミュニケーションの姿勢そのものであり、自分の個性とショップの個性をリンクさせれば、最も自然で無理のないショップ運営ができるはず、という考え方だ。

1の矢「もっとやさしく」

今の世の中はものや情報にあふれ、お客様の選択肢が増えている。誰でも簡単に情報発信ができ、個人間売買ができ、一見豊かになってきているようにも見えるが、はたしてどうだろう。

「豊か」な時代に必要なのは「やさしさ」だ。豊かになるとどうしても利己的になる。そんなときやさしさがあれば、周りが見えるようになる。豊かな時代に、ちょっと一息つけるような、自然の恵みを思い出させてくれるような、そんなアイテムを亀田屋では取り揃えることにしている。

2の矢「もっと楽しく」

皆さん最近笑ってますか?ものにあふれる豊かな時代のはずなのに、最近笑い声や笑顔が昔より減っているような。人はどんなときに笑うんだろう。自分の好きな人といるときや、自分の好きなことをしているときに自然と笑顔になるのではないかな。インテリアやキッチングッズなどは毎日使うものだから、やっぱり「これ好き!」と思えるアイテムを使ってもらいたい。

「亀田屋」は、経験や人脈に基づくマーチャンダイジングで、皆さんが毎日無理なく、笑顔で過ごすお手伝いがしたい。生活に必要なものを探すとき、まずは「亀田屋」を見に来てもらえるような。時間があるときにちょっとブログを読みに来てもらえるような。そんなショップを目指して常にラインナップの最適化と情報発信を続けよう。

3の矢「もっとシンプル」

シンプルであること。それは誰にでもできる簡単なことに見えて、実は大変難しく、テクニックがいること。しかも勢い余って、本当は簡単なことなのにわざと難しく見せて、自分のすごさを演出する天才までいるからややこしい。「亀田屋」では、難しいことを一切排除して、本当によいものをストレートにレコメンドする。

説明が難しい商品を魅力的に見せるのは大変苦労するけれど、扱っている商品が本当によいものであればレコメンドは本当に簡単。大企業では商品開発から製造、購買、営業、広告と担当が分かれるので諸々調整が出てくるけど、亀田屋は少人数ですべてやっているので、商品選定から販売状態になるまで非常にスピーディ。「亀田屋」は商品そのものも、商流も、シンプルでわかりやすいことに筋を通していく。

毛利先生が言ったとか言わなかったとかで著名な「3本の矢」。これらの矢はどれか1本だけでは簡単に折れてしまうだろう。リアル世界でも単に優しい「だけ」、楽しい「だけ」、シンプルな「だけ」の人はあまり魅力的ではないものだ。しかし3本が揃えばそう簡単に折れることはない。

亀田屋のECは技術的な裏付けやデザインのレベルとしてはかなりハイレベルな仕組みを用いているが、いかにハイレベルかをあえてお客様に見せる必要はない。「亀田屋」を見に来てくださったお客様が、他のショップとは異なる「人間らしさ」を感じていただけるようであれば、このプロジェクトは成功なのだ。

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栃木県宇都宮市にて、航空部品製造、家具やワイン、雑貨販売、オフィス改装、イベント運営など、地元を盛り上げるため、境界線を作らず日々奔走している亀田産業の三代目経営者です。大企業のサラリーマンを経験をした上で地方にUターンした中小企業経営者が感じることを幅広くnoteしていきます。
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