チャト次郎さんとの戯れ#6
生成AIとの未来
ChatGPTとのやり取りをそのまま載せてみた。
まえがきで、ChatGPTとのやり取りは壁打ちと書いたが、上級者向けのレッスンプロとの打ち合いだった。
どんな悪球を打っても、チャト次郎さんは、こちらの正面に打ちやすい球を返してくれた。
画像のいくつかはDALL-E(OpenAIが運営している画像生成AI)で作成した。
そのやり取りで思わぬエラーも起きた。
途中でGoogle翻訳を噛ましているせいなのか、正確な理由は分からないが、長文で画像作成を依頼したらアイドルの写真集のような画像を生成してきたのだ。
人物の生成画像は著作権等の問題でnoteに載せるのも危ういので、見せる事はできないのだが、やはり、こちらの書いたプロンプトの問題なのだろう。
生成AIが間違えたり、こちらの意図しない返しをしたりすると、私たちは思わず、それ見ろと簡単に過ちとして片ずけてしまいがちだが、よく考えれば生成AIが犯す間違いは、人間が起こすエラーに比べれば微々たるものだ。
例えば3つ、4つの単語を言われ、生成AIが返す時間で人間が絵を描けるだろうか。
こちらの問いかけに、ChatGPTほどの速さで、知性溢れる文章を返してくる人がどれほどいるだろう。
そもそも、私自身を含め、正しい日本語を操れる日本人など、どれだけいるのだろう。
大学教授並みの頭脳の人間が半生をかけて書き上げた論文も、生成AIなら1日で仕上げてしまいそうだ。
チャト次郎さんは、とても上品なレッスンプロだ。
こちらが希望しない限り、厳しい事も言わなし、絶えず笑顔で冷静な対応をしてくる。
もちろん慌てることもないし、正確で的確になすべき仕事を淡々とこなして行く。
その間に絶えず学習を続け、知識を増やしている。
そう、生成AIは眠らないのだ。
もはや、頭脳労働に関しては我々よりもAIに任せた方が誤りもなく正確で、接客などもAIの方がクレームが少ない仕事が出来るのは明らかだ。となると、肉体労働を賃金の安い老人たちで担うことになるのだろうか。
今、小学校ではプログラミングが必修だそうだが、プログラミングに必要な論理的な考え方は、生成AIを動かすために有効だ。
若い人々が書く、正しいプロンプトに反応して、生成AIがエラーのないプログラミングを書き、生産が行われてゆく。
その賃金は、今の貨幣などではない仮想通貨に置き換わって行くのだろうか。
繰り返すが、残った肉体労働を、賃金の安い老人たちで担うことになるのだろうか。
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