チャト次郎さんとの戯れ#1
不労収入と呼ばれる幻想
不労収入、
まぁ、なんと魅惑的な言葉なんでしょう。
だって、働かずして得る収入なんですよ。
でも、それが幻想だから良く思えるのでしょうね。
働かずに生きていけるのは、一部のお金持ちと仙人だけでしょう。
お金持ちだって働かないなければ、お金持ちには成れないし、お金がお金を産むシステムも働いてこそ成り立っている訳で、
「いやいや、私は遊んでいるのに勝手にお金が増えるんですよ」なんて言ってる人も、今でこそ働いてないかもしれないけれど、以前は働いていたり、働いていないように見えて、実は頭脳はフル回転だったりするものです。
YouTuberが働かずに稼いでいるとか、金融トレーダーがクリックひとつで数千万を稼ぐとか言っても、撮影や編集作業なしにYouTuberはあり得ないし、知識と経験なしに株で儲けるなんて無理な話。
この食品をまずはあなたが買って、それをお友達に紹介するだけで、あなたもお友達もお金を貰えるんですなんて、詐欺まがいな商法だって、他人を騙すのに大した労力を使っている訳だし、不労収入は幻想なんでしょう。
一見、働かずに収入を得ているように見える人は、才能がある人です。
人の心を動かす文章を書ける人、写真のような絵を描ける人、勇気を与える歌の歌える人、情景が見える音楽を作曲できる人、誰よりも早く走れる人、美しく美味しい料理を作れる人、他人を上手く使える人、いつでも美しくいれると人、言葉で他人を誘導できる人、みんな才能がある人です。
才能がある人の才能は他人に認められます。
認められない才能は才能とは呼ばれません。
「オレは本気出してないだけ」と言う人に才能はありません。
出したい時に才能を発揮できる事が才能です。
才能ある人の才能は他人から認められます。
認められない能力は残念ながら才能ではありません。
お金持ちは、お金を稼ぎ、蓄え、増やす才能があります。
だから才能がない人は、才能のある人の元で働く必要があるのでしょう。
暇な時間にちょっとブログを書くだけで広告収入を貰えるんです。
そんな文章をネット上で見ました。
幻想ですね。
でも、最近はAIに絵を書かせたり、文章を書かせたり、学生が課題や宿題をAIにやらせたりと話題になっているくらいなので、もしかしたら、自分で文章を書くことが苦手な人が、AIにブログを書いてもらって、それで広告収入を得たらば、それは不労収入と呼ばれれるかもしれない。
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