繊細と寛容、バリアとセンサー。
ホルモン分泌異常の疾患もあって、自身のセンサーの調整や感情のコントロールが難しくなり、ツライ日々を送っている。自分が低血圧になるとは思ってもいなかったし、どちらかと言えば高血圧気味で、朝に強いと思っていた人間なので、血圧が低いだけで午前中がシンドい人の気持ちを理解出来なかったのだが、今は判る。特に月曜日は午前と言わずに、一日中辛い。
あまりにツライので認知症とかADHDなどの疾患を疑ったが、身体的に異常はなく、HSP-Highly Sensitive Person-いわゆる「繊細さん」なのだそうだ。
自分は様々なアレルギー疾患も持っているので、きっと自意識過剰で自分や他人に対して寛容でないのだと思っていたのだが、そう考えてしまうのもHSPの反応で、要は考え過ぎなのだ。
想像というか空想では、人の気持ちとか感情とは『繊細と寛容』『バリアとセンサー』を調節するミキシングコンソールなのではないだろうか。
本来、ミキシングコンソールは音響を調整するものだが、人の心には感情を調整するミキシングコンソールがあり、自分の場合は、それらのツマミをいじっている中の人が神経質なのではないかと、思ったりもする。ならば、その中の人に、もうちょっと大雑把でいいよ、言ってみればなんとかなりそうな気もするし、そもそも、そんな立派なコンソールでなくツマミひとつでバリアとセンサーを調節するくらいのシステム(心)でいられれば良いのになぁ。