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地域インターンを1ヶ月間受け入れて見えてきたこと


今回、2/21(火)〜3/18(土)で関西からインターン生が集落に1ヶ月間やってきました。

新しい視点やアイデアを地域団体に取り入れたい」ということから始まった今回のインターン受け入れ。

私自身、東京での短期・長期インターン経験や企業でのインターン運営の経験はあるものの、地域団体のインターンに関わるのは初めてでした。


型にはめないインターンだったからこその学びや気づきがあったため、今回まとめてみます。


①手探りで始まった地域インターン受け入れ

初日の地域ツアー


今回は漠然とした目的はあったものの、明確なゴールは定まっていなかった

途中から合流した自分としては、「もっと色々詰めていきたい」という気持ちはあったものの、自分としても地域としても初めての経験。


今回に限っては「型にはめたインターン」というよりも「やりながら作っていくインターン」というのが正しいと感じた。


初日の自己紹介と壁打ち


②実際に入ってみないとわからない問題


インターン生2人は事前にこの地域についてかなり調べてきてくれた。それと同時に、この1ヶ月で『やりたいこと』や『動かしたいプロジェクト』も提案してくれた。

どの地方でも深刻な空き家問題


ただ、地域のインターンに関しては実際に入ってみないとわからない問題がたくさんある。これは実体験に基づくもので、自分自身がこの地域にきて1年半ずっと感じていることだ。外からと内からは見えるものがかなり変わるのだ。

地域サロンのイベント


③対象を定め、伴走することで活発に

野菜提供してくださった方へおもてなしする「おすそわけ食堂」


4週間の中でも、2〜3週の間は少し動きが鈍化してしまった。それでも、なるべく詰めずに「2人がこの地域でやりたいこと」を優先することにした。


大人が手を加えすぎないこと」が一番地域にとって新しい視点になるのではなかいと感じたからだ。


ただ、最終日まで4日に迫ったタイミングで少し口出しをした。
「誰に」「何を」届けるプロジェクト』なのかが明確にならないと地域と離れてしまうと感じたからだ。


最終的には、1人は地域食堂をやっている方の協力もあり「おすそわけ食堂」と「竹の活用プロジェクト」。


もう1人は「卒業プレゼント」と「SNS発信への準備」をしてくれた。

地域インターンを1ヶ月間受け入れて見えてきたこと


地域においてのセカンドペンギン的役割を担う可能性を感じた。


地域の人の中には、「やりたいけれど手をつけられていなかったもの」にブーストをかける役割としての可能性を感じた。つまり地域の「これやりたい!」に乗っかる火付け役だ。


また、地域事業者にも同じことが言える。日々の業務に追われたり、優先順位を考えた時に「重要だけど緊急じゃないもの」は後回しにされがちだ。だからこそ、限られた期間でくる学生と一緒であればプロジェクトを進める。


限られた期間に外からくる学生の価値
はそこに現れると感じた良い機会だった。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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