観光列車あめつち&ポタリングを経験してみて
JR山陰本線の鳥取ー出雲市間を走る観光列車「あめつち」。
2024年度から木次線にも乗り入れることが決まっている。
木次線を走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」が今年度限りで運行終了になるためだ。
先日4月19日に試乗会があり、特別に乗せていただける機会を頂いた。
当日の様子を写真と共に少し振り返ってみます。
出雲横田駅にて車両とご対面
車両が出雲横田へ乗り入れたのは、お昼前のこと。
その車両を一目見ようと地域の方々や、報道陣で駅が賑わっていた。
あめつちへいざ乗車
今回は、ポタリングも合わせてとのことで、ブロンプトン(折りたたみ式のおしゃれ自転車)を担いで車内へ。
山陰の伝統作品が車内のあちこちに使われていて、非常に清潔感もあって良い雰囲気。
停車のタイミングで、コーヒーを買いに売店へ。あまり見れませんでしたが、お土産で買いたくなるようなあめつち商品がいくつかありました。グッズやビールなども。。
窓から見える横田ー木次の景色を眺めながらの昼食。外を見ながら電車でご飯を食べる初体験。
山陰の料理を中心に並んでいました。優しく、健康的なお弁当にほっこり。
木次到着とポタリング
気づけばあっという間に木次駅に到着。ここからは帰りの電車までポタリング。
午前中は雨が降っていましたが、なんとか持ちこたえてくれました。
観光列車あめつち&ポタリングを経験してみて
今回は貴重な機会を頂いた。改めて感じたことをまとめてみたい。
今回は素直に『誰向けのサービスなのか』によってかなり変わると感じた。つまりターゲット。
年齢層はどのあたりで、どんな旅を求めているのか。島根は何回目で、どの程度知識がある人なのか等も。
若者向けであれば、音楽をかけたり、ご飯はもう少しボリュームをつけたり。ポタリングを掛け合わせるのであれば、体力を使うアクティビティになるため、子供や若者寄りだと感じた。
年配層であれば、ご飯の量はちょうど良いかもしれないが、歴史ガイドのアナウンスなどがあればもっと嬉しいかもしれない。窓から見える景色がただの山々に見えないような工夫が必要があると感じた。
いずれにしても、当たり前だが、速さでは劣っている分、車移動にない付加価値が必要だと感じた。
今後の観光についても考えさせられる良い機会でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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