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アズーロコンパクト 挿し芽・こぼれ種

苗を買って3年目のアズーロコンパクトがある。今年、こぼれ種から色違いが生まれた!?

買ってきた2つの苗は日当たりの良い花壇に植えたが、思うようにこんもりと形よくは育たなかった。夏に一度元気をなくしたあと、秋に復活したものの、結局は枯れてしまった。

苗を入手するとどういうわけか欲が出て、翌年も咲かせたい、できれば増やしたい、と思ってしまう。それでアズーロも切った枝を土に挿しておいたらしっかりと根づいていた。

冬のあいだは、風雪をしのげるテラスに置いた。春には新芽が伸びて、元気に花が咲いた。
 
この大成功に気を良くして、2年目も伸びすぎてカットした枝を土に挿すと、やはり簡単に根づいた。冬、3つになった株を全てテラスに移動して、さらに鉢の周りにプチプチを巻いて前年より寒さ対策を少し強化してみる。

寒さが増す中、テラスのアズーロコンパクトはいつまでも白い花を咲かせ続けていた。かわいそうだし、もったいないという気もするけれど、春まで休んでおくれ、と思って花を切った。

切った花はグラスに入れて飾る。すると年を越して春が近づくまで、玄関できれいな姿を保っていた。

そろそろ片付けようとしたところ、一本の枝に根が生えているのを発見した。なんて強い子だろう! ビオラのプランターに仲間入りさせた。ビオラの花が終わるころ、ぐんぐん伸びて花を咲かせた。

ところで3年目の今年、白い花に紛れて青い花が咲いていた。3年前に買った苗は2つとも白だった。当然、挿し芽の花も全て白。株元を調べると、どうやらこぼれ種から青い花が咲いているらしい。こういうこともあるものか。

よく分からないが、なんだか楽しく、得した気分である。青いアズーロも大切に育てよう。

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