未来文明史論2020❷ 感染症と人類史〈1〉

【現状と未来予測】
　いま、感染症のウィルスの脅威に震えている。
　「新型コロナウィルスと肺炎」（ＣＯＶＩＤコビッド―１９）が流行し出したのが、2020年1月。春節（2020年1月24日から）人口移動と重なり、さらに地域拡大すると予測された。しかしながら、その感染スピードは早く、国内感染者も増加、国内も欧州も死亡者が出た。当初は「罹患率も低く死亡者も少ない」と予測、デマ情報など注意喚起が行われて、パニックならないような施策が行われた。ところが、医療従事者も罹患している。

　本稿も、人類史の視点で「感染症の歴史」を振りかえながら、準備していたのだが、間に合わず、「書きかけの拙稿」となること、お断りします。

　未来予測。22世紀になった100年後の未来であっても、「感染症」はなくなることはなく、人類の活動とともに生存すると思われる。
感染症の原因は、細菌　ウィルス　のせいであるが、その発見は19世紀末、顕微鏡により微生物学の成果である。
　地球46億年の生命史のなかで、ウィルスは約30億年前に登場したと言われている［山内一也『ウイルスと地球生命』（岩波書店、2012年）］。生命史のなかで、もっとも進化している。新しいウィルスとは、「いまだかつてないウィルスの脅威にさらされる」と同義である。ゆえに、病原体となるウィルスの根絶はほぼ不可能であろう。

　いま。インフルエンザ、鳥インフルエンザ、はしか（麻しん）、そして、新型コロナウィルスに罹患する危険性が増しているのである。

【感染症の歴史】：まとめ中
人類史に密接にかかわる感染症の歴史。
代表的なものを紹介します。
ポイントは、（１）なん年ごとかに流行して、（２）なにが原因で流行して（感染源と感染ルート）、（３）どのように収束したのか（ワクチンあるか）、注目する。

１、ペスト（黒死病）

２、ハンセン病

３、梅毒

４、はしか

５、天然痘【ヒトに感染する物の中では、人類が根絶した唯一の感染症である】

６、コレラ

７、チフス

８、結核：明治大正昭和の文豪の多くが亡くなっている

９、インフルエンザ
スペイン風邪（1918年ごろから）感染者6億人、死者4000～5000万人
※第一次世界大戦の死者を超えた

１０、マラリア

《コラム：北里柴三郎とペスト》

【新型コロナウィルスと肺炎】
2020,2,16現状　※目立った情報あれば随時更新します。

「新型コロナウイルス 中国で新たに139人が死亡 死者1662人に | NHKニュース」   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287711000.html

「中国で３億人以上が移動へ 新型ウイルス 感染拡大防止が課題 | NHKニュース」   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287601000.html

「新型ウイルス 電話相談を24時間態勢に 外来窓口も拡大 厚労省」 #nhk_news
https://twitter.com/nhk_news/status/1228789082152550400?s=20

「新型ウイルス きょうの会議で受診基準まとめる考え 厚労相」 #nhk_news
https://twitter.com/nhk_news/status/1228791095590453249?s=20

「ＮＨＫのまとめでは、中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は28に上り、感染者は合わせて693人となっています。」
https://twitter.com/nhk_kokusai/status/1228786095879544833?s=20

【参考】
厚生労働省　 #新型コロナウィルス 　感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
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