あん馬上達の方法論〜サーキットトレーニングのススメ〜
私が考えるサーキットトレーニングの目的とは【心拍数を高めながら複合的な体の使い方をし、体のキレ、スタミナ、連動性を高める】ということです。
やり方としては色々あると思いますが、私はトレーニングを10項目に分け、それを繋げて行っていました。
例:ダッシュ100メートル→平行棒スイング倒立10回→あん馬旋回MAX10周から倒立下り、、、などを連続的に行います。
あん馬のみの練習となると、どうしてもトレーニングが不足します。
特に心肺機能のトレーニングは、意識しないと減ってしまい、酸素供給が下手くそな体になってしまいます。
あえてサーキットトレーニングをやめてみた時期があり、その時出てきた反応は「最後まで体力がもたない」「演技終盤は筋肉が収縮してコントロールできなくなる」という現象が起きました(あん馬の通しをほぼ毎日2本以上通していてもそれらは起こりました)
ようやくそこでサーキットトレーニングの本来の目的に気づき、再開したところ見事に課題をクリアできました。
あん馬だけ練習しても上手くはならないというのが私の結論です。
あん馬の動きは単純なものでなく、複合的なのです。
だからこそ複合的な運動を取り入れて、機能性の良い体を作るのがマストだと考えています。
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