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自分の強みを生かす工夫ができた

体操してきてよかったこと100のNo.27

自分の強みを生かす工夫ができたについて深掘りしていきたいと思います。

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「なぜあん馬を選んだの?」という質問をよく受けます。

厳密に言えば、選んだのではなく、周りが才能を認めてくれて、いい意味で「選ばされてしまった」のです笑

質問の続きには「周りが認めて褒めてくれたところに一所懸命頑張ってごらん」と伝えます。

まさに自分の体操人生は人のおかげで続いたようなものなのです。

さて、強みを生かすということですが、例えば「もうあん馬は飽きたから他の種目でチャンピオン狙うか」と目移りした場合、このキャリアは歩めなかったと思います。

つまり主軸をとことん掘りました。

話は脱線してしまいますが、今ビジョナリーカンパニー3"衰退の五段階"という本を読んでいて、その中に

「主軸に飽きて違う路線で拡大する企業は衰退してきた」

というような文があります。

運も良く、自分は主軸ばかり掘って来れたように思います。

主軸の中を見直し、謙虚になり、さらに発展を模索する。

この道は自分にとって財産です。

私はつま先がとても柔らかく、演技が美しく見えるという特徴があります。
さらにつま先をきれいに見せるにはどうしたらいいか、基本技をさらに上手くなるにはどうしたらいいのか。

つまり狭く深くをひたすらに追求してきたように思います。

”主軸に飽きたとしても、そこに発展を求めて探求する”

飽きる飽きないはあまり関係がなく、成果を出せるかどうかが大事だったので、苦しい時には以下のこの言葉に助けられました。

"自分が好きでない環境との妥協を拒否する人との親密な付き合いこそ、私にとって、お金の価値では決して計れない資産だと信じている"(ナポレオンヒル 成功哲学より)

つまり、飽きても、嫌いでも、はたまた好きだったとしても、言い訳や文句いを言わないで成果に結びつける奴はとってもすごいやつだ!ということだと思います。

そういう人間になりたい!!

続いて、そういうことができる人間は重宝されるとも解釈し、まさに辛い時は修行のように考えて、価値ある時間にしようとしました。

強みを生かすのは楽しいことだけじゃなく辛い時も大いにあります。

そんな中でも、問題を直視して改善しようとする道が、まさに強みを最大限生かす道であることを、体操を通して学びました。

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