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あん馬上達の方法論⑧〜調子を視覚化する8つの項目〜

あん馬に必要な要素を8つに分け、これらを⚪︎×△で評価し、調子をはかります。


全て△であれば平均点。ここを最低目指すことを意識していました。
もちろん全部⚪︎が1番望ましいですが、全部○の絶好調じゃないと演技ができないというのではいけないので、最低点は上回るようにしたいところです。

①体の可動域
②体幹
③支持力
④軽さ
⑤キレ
⑥むくみ
⑦旋回
⑧気持ち

①可動域について
肩はちゃんと動いているか、胸は反る含むよくできるか、腰は良く回るかなど、その日の感じを評価する。

②体幹
主に体幹トレーニングの頻度で評価している。MAXセット数を週3〜4でやっていれば○か△という評価にしている

③支持力
主に支持力トレーニングができているかで評価している。
週に1〜2回できていれば△から○。勿論あん馬の練習をした上での話

④軽さ
昼夜2食食べた上、なるべく体感で評価する。体重を指標にしても良いが、するなら測るタイミングを一定にすること。
軽さは個々人で評価が分かれるが、軽さを少しでも感じれば△で良い

⑤キレ
キレとは体が早く動くことと認識している。あん馬だけの練習になると、どうしても瞬発力などの最大出力を出す機会がなくなる。なので最大出力を出せるトレーニングをすること。主にゆかや跳馬などの足系トレーニングが良い。
ゆかや跳馬をけったときにちゃんと力が出せている感覚があれば△か○

⑥むくみ
その日のむくみを評価する、むくみがあると関節が動きづらくなる。むくみが少なければ△以上

⑦旋回
旋回がしっくりきているか。近々の旋回の状況で評価する。しかしここは評価の前に、自分の旋回の1番いいところへの理解を探求すること。初心者でも世界のトップでも絶対に抑えるべきところ。
しっくりきていれば○

⑧気持ち
エネルギーに満ち溢れるほど良い。
私の場合⚪︎×△で評価しなかった。
ここは毎日➖にし、どんな時でも試合と同じように出来ることだけを心がけた。


試合当日はどんな評価であれ出来るようにしたいところですが、全項目△の平均点あたりにおさまっていることが中庸で狙いどころだと考えて取り組んでいました。

あん馬上達の方法論
〜調子を視覚化する8つの項目〜


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