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地区トレセンの続き、そして二度目のインドアシーズン中止

次男の東バイエルン地区のトレセンについて、私の誤解があったようなので訂正します。

東バイエルン地区の中から選出された各年齢ごとのプレイヤーを対象としたセレクションを兼ねた合同トレーニングですが、先日次男はそこの11歳対象に呼ばれて行ってきました。そこにいたのは約70人。

その会場で、その70名の中からメンバーを選んで東バイエルンチームとしてトーナメントに出場する企画が発表されていました。5人対5人の試合で地区の強豪チームを招待して、そこに選出されるのはベンチメンバー12人プラス5人のバックアップで、総勢17名だけということでした。

私が勘違いしていたのは、そのトーナメントに選ばれること=トレセンの次の段階に選ばれると思っていたことでした。なので合同トレが終わって以来割とソワソワ連絡を待っていたのですが、幸いにも東バイエルン協会の偉い人と直接メールのやり取りをする機会があり、(ドイツ語に不安があるので英語で問い合わせると、返事をいただきまして)そこで丁寧に小学生年代のセレクションのコンセプトを説明してもらってスッキリしました。

曰く、小学生年代でトレセンの人数を絞ることはありません。トレセンのコンセプトとして、小学生で選ばれている子はどの子も大小の違いはあれタレントが認められてこの場にいるのであり、一番大事なのは彼ら彼女らを周りが要らぬ情報で圧迫して不必要なプレッシャーを与えず、子供らしくいさせてあげることであると。ドイツサッカー連盟としては長い目で才能を見守る体制であることを説明していただきました。

そしてついでに付け加えると、小さい時に才能を発揮していたからと言ってそれが大人になってからの才能に直結するわけではない、と。

要するに大人冷静になれ、って話ですね。

そのおかげでよく理解ができたので、次男にもその後特に何も言わず日々を過ごしていたのですが、先日そんな我々に連絡が来ました。

次男は次のトーナメントの出場メンバー12人に選出されていました。

これにははひとまず素直に喜びました。5体5ですと室内でのフットサルに近い形になるので、次男は自分の得意な形で試合ができることに喜んで、気合も入っていました。

…ですが。

時を同じくしてヨーロッパでコロナ感染者数が増加を始め、ドイツ国内でも政府が急遽様々な行動制限を検討、メディアにも大きく取り上げられました。結果、連盟から前日夜に連絡があり、この状態で子供達、親も含め100人を超える人数を一か所に集めることに対する懸念の声が多く上がったこともあり、残念ながらトーナメントは中止することに決定した、と発表されました。

あまりに直前の連絡だったので、連盟からメールに加えて電話もいただきました。なにせ会場は我が家から車で1時間半かかるので、行ってから誰もいない、となるのは辛いですから。

それに引き続き、去年に引き続きドイツサッカー連盟からも冬の室内リーグの中止が発表されました。

昨年冬の苦い思い出が頭をよぎりました。リモートトレーニングでなんとかボールを触る機会は保ったものの、子供たちも親も精神的にもまいった冬だったので、あのレベルのロックダウンになると困るなぁというのが率直な感想です。今回は12歳以下、ワクチン摂取済みの大人に関しては小規模なら多少の動きは認められているようですが、如何にもこうにも先の見えなさに不安が募りますね。

なんとか体を動かして、栄養をとってこの冬を乗り切ろうと思います。

頑張ろ。


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