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仕事の悩みや愚痴をどう処理するか
おすすめの処理方法
解決の難しい愚痴はタバコ部屋で吐き出す
解決の糸口がある愚痴は課題に変えて、改善できないか考えてみる
悩みは社内のいろんな人に相談してみる
社外の人に相談したりインターネットに投げてみる
投げる前にいったん立ち止まろう
技術的な課題や悩みは NDA などに触れない、ユーザーに迷惑をかけない範囲でね
組織的な課題や悩みは抽象化するといろんな人と共有できるかも
具体的なアクションにつなげるために
愚痴はタバコ部屋へ(論理含む)
喫煙者も物理出社も減り、タバコ部屋という概念がなくなって久しい昨今。
代わりに社内での音声通話で吐き出すことをおすすめします。
テキストで吐き出す方法もありますが、テキストだと残りますし、ニュアンスが正しく伝わらずに誤解を招いてしまうこともありそうですよね。
自分の力ではどうしようもできない問題というのは高確率で発生します。
みんな人の子、完璧な人などいないので、吐き出したいときもあるでしょう。王様の耳はロバの耳じゃないですが、誰の目にも触れない井戸に向かって叫ぶのも効果的かもしれません。
誰かに聞いて欲しければ、まずは社内に留めましょう。
たとえば Twitter とかで、他社の人が所属企業や所属チームの悪口書きまくってたらびっくりしません??(私はする!!)
愚痴を課題に変えてみる
自分が動いてどうにかできそうな愚痴であれば、解決に向けて動くことも検討してみませんか。
愚痴は自分やみんなで考えることが可能な課題になり得ます。
呪詛を吐き出しているだけではなかなか解決には至りません。
能動的に動くことで解決する可能性が生じます。
困っていたことや悩んでいたことがみんなの力で解決できるかも。
これってすごいことですよね!
社内の人に相談してみる
「これって自分だけが気にしてるのかな?気にしすぎかな?」って考えることありませんか。私はあります。
みんなが心の中でそう思って黙っていると、解決に向けて取り組む機会を失うかもしれません。
まずは事情を共有している人、チームの人、社内の親しい人に「どう思ってる?」って聞いてみるといいかなと思います。
社外の人に相談してみる(パブリックなSNS含む)
社外に持ち出すときはいったん立ち止まってみましょう。
もちろん社内だと偏りもありますし、社内の意見や文化が絶対的に正しいわけではありません。別の視点から意見をもらうこともよいことです。
ですが、そのまま吐き出してしまうと法に抵触することもあります。
たとえば社外の人に相談する中で、取引先の情報や具体的なプログラムを見せたらアウトですよね。
「言ってはいけないライン」を意識しつつ相談するとよさそうです。
また、技術的な課題や悩みは NDA などに触れないことはもちろんのこと、会社やユーザーに迷惑をかけないよう気を付けましょう。
たとえば対策が終わっていない脆弱性があることを SNS など不特定多数の目に触れるところへ書くことで、攻撃対象になることもあるかもしれません。
組織的な課題や悩み、人間関係に関することは、少し抽象化するといろんな人と共有できそうですね。
ただ組織や人の問題はとてもデリケートでセンシティブです。
一歩間違うと特定の誰か、場合によっては多数の人達を攻撃するような内容になりかねないので慎重にいきましょう。
処理方法を間違えるとどうなるか
上記に書いたように、法に触れてしまうリスクもあります。
また、会社やチーム、プロダクトに悪い影響を与えることもあります。
誰かが仮に「うちの会社には技術レベルの低い人がいる」と SNS に書いちゃったとしましょう(たとえばね)
その日、発信者にコードレビューで強めな指摘を受けた人がいたら、その人は「自分のことかも」と思い悩んでしまうかもしれません。全然関係ない人も「自分のことかも」と落ち込んでしまうかもしれません。
それは発信者にとって本意でしょうか。
また社外の人から「中の人がそういうなら、あの会社は技術レベルが低いんだな」と思われる可能性もあります。
多くの会社では、技術ブログやカンファレンス登壇などでみんながコツコツ積み上げてきたものもありますよね。
それをあなたの発言ひとつで台無しにしてしまうかも。
これは会社の採用にも大きなダメージを与えますよね。
採用にダメージがあるということは、自分たちのプロダクトの成長機会を奪うことにもなりかねません。
つまりお給料も上がらないし、最悪潰れちゃうかもしれないんですよ!!
やだやだ!!!!!
発信者自身にも基本いいことはありません。
発信者が今の会社を離れ、他社へ転職することもあるでしょう。
もし自分が採用する側だったら、自社にとってマイナスな発信ばかりする人を採用したいでしょうか?
抱えすぎてもよくないと思う
ので、適度に吐き出していきましょう。
可能であれば愚痴や悩みは課題に変えて、行動してみませんか。
できるだけ多くの人が、前向きに動ける環境を作っていけたら素敵ですね。
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