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ここ数年やっているお仕事の話

自分のやってることや自分にできることがわからないって話をしていたら、文章にまとめてみたら?と言ってもらったのでこの文章を書いています。

概要

この文書ではこんな感じの話を書いています。

  • みんなとのコミュニケーションを大事にしてるよ

  • いろんな形で会社のみんなのお役に立ちたいと思ってるよ

  • エンジニアとして開発や開発に関わることもやってるよ


追記)技術面の話はこちらに書いています。こちらも長文です。

コミュニケーション周りでやってみたこと

コロナ禍になってから、オンラインでのやりとりが中心になりましたね。
私は元々テキストでのやりとりが好きだったので苦労しなかったのですが、メンバーの中にはあまり得意でないと感じている方もいました。
そういう方にも気軽に発言してもらえたら嬉しいな〜といつも思っています。

テキストコミュニケーション

他の人の Skack の発言には積極的に emoji でリアクションをしたりレスをしたり、わいわいするようにしています。相手からしてみれば絡まれてうるさいかもしれないけど、やっぱりリアクションがあった方が嬉しいかなって。
あとはスタンプ増やしたりカスタムレスポンス増やしたりしています。

たくさん参加している人がいるチャンネルでも気にせず発言しますし、他部署の方やお話したことない方にも突然絡んだりします。
それも慣れれば何てことないと思うので、いろんな方に気軽に発言してもらいたいなと思います。

これはがんばってやってると言うよりはそういうコミュニケーションが好きで自然にやっています。なので負担に感じないのかもしれません。
あと、たださん入社後に雑談が増えたって言われることもあって、それは素直に嬉しいです。みんなわいわいしよ。

音声コミュニケーション

ビデオチャットも同じように発言しづらいと感じている方もいたようです。
Classi にいたときに当時 CTO だったささたつさんが、会社やチームの状況をみんなに共有する「ささたつラジオ」と呼ばれる時間がありました。
最初、みんながミュートで聞いている中ささたつさんがお一人で喋っていて、何だか話しづらそうだったので自分もつい喋ってしまいました。
それから毎日ささたつさんのおしゃべりに私が相槌を打つようになったのですが、参加していた人達から「ささたつさんが喋りやすそうにしている」「たださんがいないとささたつさんが元気なさそう」と言われて嬉しかったことを覚えています(元気ないことはなかったと思うけど……!)

オンラインだと発言のタイミングが掴みづらいという声も聞きます。
発言なんて被っちゃっていいと思うんですよ。
被ったらごめんねって言って譲り合えばいいだけなんです。
発言が被ることを怖がって伝えたいことを伝えられなかったり、話し手を安心させられなかったら、すごくもったいないと思いませんか。
もちろん勉強会などの発表中は静かにしてた方がいいですが。

1on1 を申し込んだり申し込まれたりすることもたびたびあって、みんなとたくさんお話をしています。お話していただけるのが本当に嬉しいです。

わいわいする取り組み

勉強会や LT 会の開催、誰とでも 1on1 できる取り組みなどをしてきました。
遠隔地にいて普段なかなかコミュニケーションが取れないという声があったので、何か少しでもお話するきっかけがあればいいなーという気持ちでやっていました。

リモートで会場のキャパシティや移動も気にせず気軽にお話できることを活かして、他社のエンジニアさん達とクローズドな勉強会をしたり、t_wada さんをお呼びしたりもしました。
私自身も楽しかったですし、みなさんにとってもよい経験になったのではないか、なってたら嬉しいな〜という気持ちです。

社内勉強会の企画や司会をやることもあります。
技術を通してみんながわいわいしてくれるのもとても嬉しいです。

リモートワークでのコミュニケーションでは悪い方に目が行きがちですが、オンラインだからやりやすいこともたくさんあります。
せっかくなので楽しい方に目を向けていきたいですよね。

ドキュメントを書くこと

最近はあんまりできていないのですが、Classi や STORES にいた頃は文章をよく書いていました。
技術的なことや考えているなど、書きたいことがいっぱいありました。

STORES を退職するとき、お話したことない方からも DM をいただいて「たださんの esa 読んでいました」って言われたのがすごく嬉しかったです。在籍時もたくさんの方が共感してくれて、書いてよかったな〜と思った記憶があります。読んでくださった方々ありがとうございます。

今は直接お話して気持ちを伝える機会も少ないので、esa や Notion に残しておくのもよいのでは〜と思います。
音声チャットでも伝えられるけど、思考のスナップショットとして文章を残しておくのも素敵じゃないですか。

経験が浅い方のフォロー

社内がばたばたしてしまい、実務経験の浅い方々にお仕事を振る余裕がみんなになくなってしまった時期がありました。
そのときの私ができることと言ったら、その人達にお手伝いしてもらえるタスクを見つけてきてお願いすることしかありませんでした。
でもそういう行動が取れたおかげで社内のばたばたにも全員に協力していただけてとても助かりましたし、実務経験が浅い方からも「自分も力になれてよかった」というようなことを言っていただけたのでとても嬉しかったです。
忙しい中でも、私がそうやって動いていたことをちゃんと見ていてくれて褒めてくださった方もいてそれも嬉しかったなあ。

それ以外にも研修したり相談に乗ったり代わりに上長に相談したり、ちょっとは何かお役に立てたんじゃないかと思います。

新卒研修のこと

Classi 時代には新卒入社の方々の研修を担当させていただいてました。
めちゃくちゃ楽しいお仕事でした!
至らないところも多々ありましたが、みんなに早く会社に馴染んでもらえるように、Ruby のことも好きになってもらえるよう自分なりにがんばっていたつもりです。
研修で作ったものを他の社員に見てもらう機会もつくりました。
いろんなフィードバックがあって嬉しそうにしている新卒の人達を見て私まで嬉しくなってしまいました。すごい。

私が退社したあと、新卒の方がよい動きをしていたのでほめたら「たださんに教えてもらいました」って言っていたと聞いてめちゃくちゃ嬉しかったこともあります(何のことか全然記憶にないのですが)

他にも学生のときに接していた人が「たださんは僕の師匠です」って言ってくれてたと聞いて、これも嬉しかったです。師匠らしいことは何もしてないけどな??

それ以前にも学生のインターンの方向けに社内勉強会をしたり、実装のフォローをしたりもしていました。
新卒の人達やインターンの学生さん達がぐんぐん伸びていってよいものを作っているのをみるのが何より楽しかったです。
今はフィヨルドブートキャンプというスクールのメンターもやっていて、みなさんがプログラミングを楽しんでくれる姿を観るも嬉しいです。
今後もそういうお仕事やりたい。

広報的なこと

技術広報的なお仕事をしていたときもあります。
広報として入った会社では、活用されていなかった Twitter と note を復活させたりしました。

あとは手が回らなくてできていなかった、技術カンファレンスのスポンサーも自分が窓口になって開始しました。
今年は RubyKaigi や iOSDC などのスポンサーをしています。
あとは Rails Girls の年間スポンサーにもなっています。
少しでも技術界隈にお返しできてるといいなあ。

以前は会社での勉強会を積極的にやっていたこともありました。
いろんな方に遊びに来ていただけるのはとても楽しいので好きです。

採用のこと

今は採用活動に直接関わっていないのですが、採用も好きなお仕事です。
カジュアル面談などで会社のことを知ってもらえるのがすごく楽しくて好きです。いろんな人とおしゃべりするのも楽しい。

面談や面接の後、残念ながらご縁がなかった方からも「御社のファンになりました」「どうしても入社したかったです」って言われることが何度かあってありがたいな〜ちょっとは会社のよいところを伝えられたのかな〜って思ったりもしました。嬉しい。
なぜかごめんなさいした方々から転職や勉強の相談をされることも何度かあり、一生懸命回答していました。頼っていただけるのは嬉しいですね。本当は業務に入らないことだったのかもしれませんが、せっかくこの会社を見つけてご応募してくださったので少しでも力になりたかったです。

技術的なこと

上記と並行してフレームワークやライブラリのアップデート、コードレビュー、設計の見直しなどをやっていました。
フレームワークのアップデートは Ruby on Rails のメジャーバージョンアップをメインでふたつ、サポートでひとつ担当しました。ライブラリのアップデートは週次で行なっているもの、2-3年手付かずだったものを上げたりしました。大変なこともありましたが楽しかったです。
当時書いた記事はこちら。

コードレビューはチームメンバーが手をつけられなかったところや大変そうなところを見ていました。みんなの手が回らないところを拾って片付けるのは好きなのでこれも楽しかったです。

現在はインボイス対応の実装や、全文検索の対応などを行っています。

自分がやっていること

こうやって見ると、仕事と言えないようなことが多いかもしれません。
おしゃべりすることや発信することも自分が楽しくてやっているので、趣味なのかお仕事なのかわからなくなることもあります。でも自分もストレスがなくて誰かが喜んでくれることもあるお仕事なので、そういうお仕事ができているのはとてもありがたいです。

自分がやってきたことや自分の特性って説明しづらい気がしています。あと、なぜか褒めていただけることがたびたびあるのですが、自分では正直よく分からないです。
それでも私の行動に「よい」「助かった」って言ってくれる方々がいるのはとてもありがたいですし、これからもがんばりたいです。

あとみんなで楽しくわいわいしていたいです。
仕事にそんなこと必要ないのかもしれませんが、私は楽しい方が好きです。
お仕事する時間って日々の生活の中でも割合が大きいので、みんなが楽しく一生懸命お仕事できる環境をつくるお手伝いをしたいなあ。
どこの会社でもいろんな人がなかよくしてくれるので本当に嬉しいです。

これからもたくさんの方におしゃべりしていただけたら嬉しいです!

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