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津軽の旅 - 今別「だるま滝、竜飛岬と下北と北海道が見える袰月海岸高野崎、青函トンネルの入口広場」

2022年5月2日(月)の津軽の旅の続きです。前の記事はこちらをご覧ください。

今別町

だるま滝

トンネルをこえると、そこには滝があった。よく見るとだるまのような形をしているのでだるま滝と名付けられたそうな。

だるま滝

動画もアップします。滝のせせらぎをお楽しみください。

津軽国定公園 袰月海岸高野崎

津軽半島の絶景スポットと言えば袰月海岸高野崎。北に北海道、西に龍飛崎、東に下北半島が一望できるスポットである。

位置を示すマップ
こちら西側の竜飛岬
北側には北海道
東には下北半島

「手を伸ばせば、すぐそこに北海道だ!」と思うと、今度はちょっと足を延ばして北海道に行きたくなった。

同じ青森県にある下北半島は本当にすぐそこに見える。

江戸時代は下北半島は南部藩、そして津軽半島は津軽藩と藩が分かれていた。藩は違えども、海を挟んだ交易はあったのだろうか。

青函トンネル入口広場

全長53.85キロメートルの世界最長の海底トンネルである青函トンネルの本州側の入口が今別町にある。

青函トンネル入り口広場の全体図
トンネルは53.85kmだが、海底部分は23.30km

展望台があり、北海道新幹線が青函トンネルを出入りする様子を間近で見ることができる。

このスポットを通る時間は今別町のウェブサイトに書かれているので、撮り鉄の方は時間を要チェック!

私は新幹線の時間をチェックしていかなかったので、見ることができなかった。どうやら私がつく5分前に新幹線が通りすぎたらしい。残念。

この広場には、トンネル神社がある。

トンネル神社の鳥居
トンネル神社の由来
由来
昭和二十九年九月二十六日未明台風十五号が函館湾を襲来、青函連絡船洞爺丸が遭難し、他の四隻と合わせて、千四百三十名が死亡した。

これを契機に翌昭和三十年二月津軽海峡ずい道技術調査委員会が設置され海底トンネル建設計画が本格化した、長い期間をかけて断層、地質の調査、また先進導坑による掘削調査、工法技術の研究が行われようやく昭和四十六年九月本坑工事の着手となった、しかし掘り進む間には異常出水や軟弱断層等で苦闘し、難工事も、不撓不屈の精神でこれを克服し昭和六十年三月遂に本坑が完全貫通した。

この計画は現実的に不可能だとされていたが強い信念により完成することができた。

この津軽海峡の海底トンネルを通じて交流する風気を堅く信じたトンネルまんの心意気をいま此処で体に感じ「念ずれば願いの一心、岩をも通す」の信念を育み「旅行の安全、家族の健康、縁結び、合格と就職成就」等、幸運をもたらすパワースポットを北海道新幹線開業記念モニュメントとして祠堂を建立し、名称を『トンネル神社』、ご神体は「叶明神」とした。
神社の由来の看板にある文章の書き起こし
青函トンネルの歩み

「朝日新聞で見る青函トンネル掘削史」もご参考までに。

トンネル神社
神社の隣にある貫通岩。穴に向かって石を投げ貫通すれば願いが叶うとか

広場には1件のお店があり、そこで飲み物や軽食が置かれている。

名物はこのタコたまご。タコの頭の部分にうずらの卵が入っている。ビールが欲しくなる一品。

タコたまご
タコたまごの大きさはこんな感じ。案外大きい。甘じょっぱくておいしい。

今別町をあとにして、いよいよ「ご覧あれが竜飛岬」の竜飛岬に向かう。



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