フェースブックの「いいね！」を分析したら、その人の性格がばっちりわかるってこと知ってました？
昨日は市場はお休み。週明けが楽しみです。日曜日はチャート研究をして来週に備えます。
今日の日経新聞から気になった記事をピックアップ。
最近読んだ本でとてもおもしろかったのは橘玲さんの「スピリチュアルズ」という本。（いわゆるスピ系の本ではありません）この本は進化心理学の知見をもとに人の性格分析について書いてあるのですが、この性格分析はビッグ・ファイブとよばれる５つの特性によって説明されています。そしてフェースブックのいいね！のデータをコンピューターで解析すれば、その人の性格（ビッグ・ファイブ）がわかり、それにそったターゲティング広告をだして、ユーザーを操ろうとしていました。それを使ってうまくやったのが2016年の米国大統領選挙で勝ったトランプ前大統領です。
下の記事によると、利用者数が伸び悩んでいるフェースブックはアジアに目をつけています。米国ですらそうだったい、そこですばらしい成果をあげたターゲティング広告戦略をアジア諸国の施政者が見逃すわけがありません。
倫理観の高い高潔な指導者であればそんな謀略じみたことに手をつっこまないでしょうが、我が国の政治家のように、なかなかそんな人物はいない、というか、そんな高潔な人物は政治家という仕事を選ばないでしょうから、難しいですね。国が絶対的に困窮していたら別ですが、今はそんな時代ではないので、自国の政治よりも世界レベルで有益なこと、楽しいこと、やりがいのあることがたくさんある、つまり選択肢がたくさんある世の中になっていますからね。
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