見出し画像

#80 「アルコール依存症になって」 酒なんかでは死にたくはない

アルコール依存症から再起に向けて生きるブルースです
私にはまだ「夢」がある。「アルコール」とは決別し、その夢を叶える為、新らたな人生を歩んでいるアラ還だ


アルコールを飲む人はそれが依存症になる可能性、そして死に至る事なんで考えてもいないだろう。例え医者から診断の結果として断酒と言われても全く気に止めないと思う。私もそうだでした体はなんとも無いんだからと気にしませんでした

肝臓は沈黙の臓器と言われる様に痛くも痒くもないが、年齢と共に内臓機能も老化している。アルコール好きな人は会社の年一回の健康診断だけでは無く、
・腹部エコー(肝臓の状態が正確に分かる)
・胃カメラ(静脈瘤があるかを確認する)
・頭部のCT(脳の萎縮状態を確認する)

健康診断の血液検査のγGTPの数値が正常だからといって安心はっできません。医師はγGTPはほとんど参考程度にしかみません。それより重要なのはAST(GOT)、ALT(GPT)で、いかに肝細胞が壊れているかを示した数値です。正常値が40以内なのが、今回私の入院時は500を超えていました。肝臓が30数年の飲酒で相当ダメージを生けている事がはっきりわかたのはその時です

とは言え肝臓の状態が肝硬変になっているかは腹部エコーでしか分かるません。私は重度の脂肪肝による肝炎で脾臓が肥大しているので、肝硬変の一歩手前だと言われました

肝硬変の症状として静脈瘤破裂があります。アルコールで食道に静脈の瘤ができ破裂すると大量の血を吐きます。前に入院していた時、同部屋に人がバケツいっぱいの血を吐いた事があり、静脈だからなのかどす黒い色をした血だった。これだけの血を吐いて大丈夫なのかとゾッとした事を覚えている。前に一度受けたが異常は無かったがもう一度念のため受けてみようと思っている

後はCTで脳の状態を確認する事だ。アルコールは脳を萎縮させる、つまり認知症になるわけだ。私は今のところ脳の萎縮はない、断酒でこのままの状態を維持したと思っている。男性の認知症の方たちはアルコールによる2とも多いと思う

主治医が言った、

「酒を飲みたくなったら入院して下さい」

この言葉は体に対するダメージを繰り返さず、死に至らない事を伝えたかったのだと思う

因みに、肝硬変になった人の死亡率は、

・飲酒を続けた場合の4年生存率は15%
(止めた場合は85%は生きられると言う事でもある)

酒なんかで死んでたまるか!
これまで生きてきた意味がないじゃないか?

絶対に酒では死なない、退院した夜に決意は強くなった


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?