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#78 「アルコール依存症になって」心臓が止まりかけいた

アルコール依存症から再起に向けて生きるブルースです
私にはまだ「夢」がある。「アルコール」とは決別し、その夢を叶える為、新らたな人生を歩んでいるアラ還だ


一般病棟に移り1週間、トータル2週間で体調は戻り退院した。仕事はアルコール依存症である事が会社の知るところとなり退職したいた。結局アルコール依存症は全てを失って行く病気だ。ただ退院後気力、体力が充実していた

精力的に転職活動をし一社から採用され数日間の研修に入ったが業務を含め違和感を感じていた。超体育会系の体質の上に、初めて携わる業務で覚える事が非常に多かった

毎日ストレスを強く感じていた。前回も書いたが失恋、仕事、人間関係など生きていればストレスを感じざるおえない。アルコール依存症者が何かのストレスを感じると、そのストレスから逃げる様に再飲酒に繋がる事は私だけではないだろう。そしてまた手に入れたチャンスを自ら壊し失ってしまう

暇すぎてやる事がなくなり酒を飲む、忙しくてもストレスで飲む。定年退職後の男性がアルコール依存症になる数が増えている。ストレスで鬱になる人も増えている。みんな繊細で敏感なのかも知れない。良い意味での鈍感さが健康的な生活をするには必要なのかも知れない

この仕事についてから1ヶ月程で飲み始めた。こうなるとまた坂を転げ落ちる、ワンパターンだ。仕事を辞めてチェーンドランカーに逆戻り。酒を飲んでも酔わなくなり飲めなくなるなった。水を飲んでも吐く始末

こうなったら入院しないと回復するのは無理だと判断し出禁になっているタクシー会社以外を調べタクシーを呼び病院へ向かった。病院はコロナの患者多く時間がかかると言われた。ただ私は長時間待つ気力も体力もなく週明けに出直すと言い立ち去ろうとすると、私の様子がおかしい事を悟ったのか受付の方はすぐに診てもらえる様にしてくれた

問診後すぐに血液検査と心電図の検査を行った。結果が出るまでの1時間は非常に辛く長く感じてた。

結果が出て受診室に入ると先ほどの精神科の主治医と一緒に内科の先生がいた。そしてこう言われた

「すぐに入院です。ビタミン、ミネラルの欠乏で心臓に不正脈起こり心臓弁が正常に動いていません。非常に危険です」

そしてもう歩く事もできなかった私は、車椅子で内科の病棟に向かった。そして病室でこういわれた

「今日でよかったですよ、週明けだと心臓止まっていた可能性もありましたよ」




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