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マスクは当たり前になり"くち"が特別になった近未来の漫画『ニューノーマル』

コロナ禍で残念に思っていることがある。
それは漫画やゲームをやり過ぎて、ちょっといいかなと思うような感情の起伏が早くなったこと。

そうすると途端にやる気がなくなるわけですが、それを乗り越えてくる作品に出会える感動も、同時に生まれるわけです。

これが最高ですね。

今回はそこまでいったのか?というストーリーがポイントです。

あらすじ
「僕たちが生まれる少し前、ひとつの感染症が世界を変えた」――マスクで口元を隠すことが当たり前の日常となった近未来。世界流行<パンデミック>前の時代に密かに思いを馳せる少女・夏木とクラスメイトの秦は、ふとしたことから小さな秘密を共有する仲になり……。「新しい日常」の世界を生きる二人の「新しい非日常」の物語が、動き出す!
(コミックアウルより引用)

まず初めに、ぼくはKindleとかで単話売りしているものを買うことは決してないのですが、こちらの漫画の1巻を買ったら短か!とおもったわけです。

でも、テーマが良かった。
前に『コンテイジョン』という映画を観て、まさにこれって今の世の中じゃんと思ったわけですが、

本作は今というコロナ禍を超えた未来に限りなく近いし、それであっても漫画というフィクションの演出と融合しているのが良かったです。

舞台になっているパンデミック後の世界では、人々は人前では常にマスクをして、自分の鼻や口を出すという行為を行わなくなりました。

こんなかんじで。

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『ニューノーマル 1』(相原瑛人/ファンギルド)より引用

なのでグラビアという概念も変わっているわけです。

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『ニューノーマル 1』(相原瑛人/ファンギルド)より引用

口元の露出を禁止されているというよりも、常識的に見せないというのが正しいので、下着みたいな捉えられ方なんでしょうね。

そもそも原始時代など、まだ服がなかった時には身に纏っていなかった、それを当たり前に着るようになり、みたいなことを考えると、この先にはこういう未来もあるのかもしれませんね。

さて、漫画らしい、こういう展開もあります。

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『ニューノーマル 3』(相原瑛人/ファンギルド)より引用

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『ニューノーマル 6』(相原瑛人/ファンギルド)より引用

これはまぁ、想定内なんですが。ここからちょっとずつ世界が、主人公を取り巻く環境が、変わっていくんだなってところまでが最新刊の6巻でしたので、この先はお楽しみにって感じですね。

ちなみにこの方の作画、すごく線が細くていいなぁと思いました。ぼくは好きな方向性ですね。

すぐにキャッチアップできるのでぜひ読んでみてくださいませ。


それではまた明日!


最後に。
読んで頂きありがとうございます。
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