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この世界観と謎にハマる『九龍ジェネリックロマンス』

いまのタイミングで読めたぼくは幸せだと最初に言いたい。

絵のタッチが昔っぽかったので、前に読んだかなとデジャブ感がありましたが、3巻まで出ている最新の作品でした。笑

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『九龍ジェネリックロマンス 1』(眉月じゅん/集英社)より引用

あらすじ
「恋は雨上がりのように」で人生の雨宿りを描いた最注目の俊英、最新作。 舞台は、東洋の魔窟・九龍城砦(くーろんじょうさい)。 20世紀最大の迷宮、巨大高層コンクリートスラムともいわれる街で織り成す働く30代男女のドラマ、人生の昼下がり。 優しいディストピアでおくる日常大人ロマンス、穏やかに新生活。
週刊ヤングジャンプ公式サイトより引用)

読んでて気がついたのが、これは『恋は雨上がりのように』の眉月じゅんさんじゃないかと!全体的に淡い世界観が出ているなと思ったら。

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『九龍ジェネリックロマンス 1』(眉月じゅん/集英社)より引用

正直、冒頭もしくは1巻を全部読まないと好きにならないマンガじゃないかなと思いますが、騙されたと思って1巻を読んでみると、気づけば3巻まで読み終わっているという作品。

そして謎が謎呼ぶのは、主人公「鯨井さん(女性)」は過去の記憶がなく、仕事仲間と恋愛関係だった(?)のかの記憶もないところ。

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『九龍ジェネリックロマンス 2』(眉月じゅん/集英社)より引用

さらに相手の工藤さんもそれに対して言及しません。そして深まる謎、九龍という街そのものがまだまだマンガの中では解明されていないというところに、ぼくは引き込まれました。

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『九龍ジェネリックロマンス 1』(眉月じゅん/集英社)より引用

さらに途中から蛇沼みゆきという男性が出てきますが、舌が割れているんですよ、、、切っているんです、、これは凄いなと。しかもミステリアスで、隠し事もたくさんある。このキーマンの登場で物語は一気に加速します。

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『九龍ジェネリックロマンス 2』(眉月じゅん/集英社)より引用

ちなみに、九龍という団地という表現が正しいかどうかわかりませんが、集合住宅の描写からはまさしく香港のイメージを彷彿とさせます。もしもタイミングに恵まれたら、ぼくもそういうところに住んでみたいなって思いますね。

冒頭にも書きましたが、読みはじめるとかなりハマっていきます。このタイミングで読めたことが幸運でした。それに、ジャンプコミックスとしては珍しいマンガだなという意外性もあり嬉しい限りです。


繰り返しますが、ぼくはこの世界観大好きだなー。


それではまた明日。

最後に。
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