Netflixで話題の原作マンガを読みました|『今際の国のアリス』
さて、新年一発目の水曜日です。
なのでいつも通りマンガのレビューですよ。皆さん、今年もたくさんのマンガと出会うきっかけになれたら嬉しいです。さて、今回は最近Netflixで実写化されたマンガ『今際の国のアリス』を読みました。
これ、不思議だったんですよね。
昨年映画を観に行ったとき、そう「約束のネバーランド」のときに、『今際の国のアリス』のNetflixのチラシを映画館でもらったんです。
なんか時代が変わったなぁと思いましたね。
さて、改めて作品の感想ですが、まわりの評判は「かなり面白い!」という感じでしたが、ぼくは「まあ、面白かったけど」くらいでした。(年始一発目なのでもっと褒めたいけど..)たしかに「LIAR GAME」よりは読みやすく、世界観もよくできている、最後のネタバレもそこまで悪いテイストではない。ですが「めちゃくちゃ面白い?」と聞かれたら、「違うかな」とぼくは答えると思います。
ストーリーを簡単にいうと、何にも取り柄がなかった男子高校生が不思議なところ(今際の国)に突然放り込まれ、その後いろいろなゲームを勝ち抜けます。さらに、その主人公が実はある種の能力を持っていたことが分かり、ここから今際の国の謎を突き止めていく、そんなマンガなんですよね。
ぼくが個人的に好きだなと思ったのは、全18巻のなかでも17巻。このシーンを読んで、どうして自分はSFが好きなのかが分かった気がします。
『今際の国のアリス』(麻生羽呂/小学館)17巻より引用
ーーーーーーーーここからはネタバレを含んだ感想です。
「今際の国って何?」という質問に対しての答えが秀逸だなと。
ここでは【〇〇年後、こうなった】という表現で、未来について会話が続いていきます。ぼくはこういうのが好きなんですよ。本当に。
『今際の国のアリス』(麻生羽呂/小学館)17巻より引用
ぼくがSFを好きだと思うのも、きっと「こういう未来がきて欲しい」という願いがあるからなのかなと思います。ここのページは総じて好きですね。
もう1つこの場面で印象的だったのが、結局これは1つの空想でしかなく「嘘」と言うこともできる。そして「これが真実です」と言われたとしても、実際にはわからないですよね。
以前に紹介した「ミステリと言う勿れ」というマンガでも、【真実は人の数だけある】という話に注目しました。
例えば、本当に知りたいことがあって、それについて聞いたとしても正しいのかどうかは確かめることはできない。こんなときは事実ではなくて「どの話を真実にしたいのか」が関係しているのかもしれないですよね。
そんなことをふと考えちゃいました。
Netflixの脚本はマンガとはちょっと違ってるようですし、いま話題な作品を読むというのは価値がある、そんなことを思った作品ですね!
それではまた明日。
最後に。
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