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マンガの行き着く先は実写版なのか|映画『約束のネバーランド』
土曜日ですね。ついこの間、公開したばかりのときに『約束のネバーランド』を観てきました。
今年はコロナの影響で、新作の映画はなかなか公開されなかったですよね。そのなかでも原作はマンガ、主演は大好きな浜辺美波さんということで期待していたんです。
あらすじ
幸せに満ち溢れた楽園のような孤児院、
「グレイス=Dフィールドハウス」。
そこで暮らす孤児たちは、
母親代わりでみんなから”ママ”と呼ばれている、
イザベラ(北川景子)のもと、
里親に引き取られる年齢になる日を待ちわびていた。
エマ(浜辺美波)、レイ(城絵吏)、ノーマン(板垣李光人)の3人も、
いつか外の世界で暮らすことで、より幸せな日々がやってくると信じていた。
“その日”がくるまでは·····。
* * *
里親が見つかり、
孤児院を笑顔で後にするコニーを見送ったエマとノーマンは、
彼女が肌身離さず抱きしめていた人形が、
食堂に落ちているのを偶然見つける。
忘れ物の人形を届けるため、決して近づいてはいけないと、ママから教わっていた「門」に向かった2人がそこで目にしたのは、無惨にも命を奪われ、食料として出荷されるコニーの姿だった。
そう……、
みんなが「楽園だと信じていた孤児院」は、
実は「鬼に献上する食用時を育てる農園」で、
さらには母親のように慕っていたママは、
「最上級の食用時を育てる飼育監」だったのだ。
全てが偽りだったと気がついた3人は、
孤児たち全員を引き連れた、
無謀とも言える脱獄計画をスタートさせる…。
(映画『約束のネバーランド』公式サイトより引用)
まず保険をかけますが、正直ぼくは実写版が苦手です。はい。
理由は映画を観ているときに「原作マンガに対して抱いているイメージ」を連想してしまうからなんです。しかも出演されている俳優さんに対しても、ぼくはイメージを持っています。なので「マンガの中でのエマはこう!」というのが気になってしまいます。
だからぼくは実写版に抵抗があるんですが、今回もそれは変わりませんでした。この映画を観て「マンガの行き着く先は実写版ではなくて、アニメだな」と思いましたね。そんなこんなで辛口です。
気になったことは大きく分けて2つありました。
① 原作を知らないと楽しめないが、
展開を分かっていると見応えがない。
書いた通りですね。2時間の映画では原作マンガと同じようにストーリーを進めることはできません。その結果「あ、ここ飛ばしたな」と気になってしまったシーンもありました。これが難しい。
きっと監督もマンガに忠実に再現したいという想いと、映画としてより良くするためにアレンジを加えたいという思いが必ずあるはずで..原作を知っている人に向けて、そこをどう調整するか。
これは考え始めるとキリがないなと。
② ズバリ言いますが、演技力ですね。
なんか、、イマイチだったんですよね。これは演技力というか、役にはまっている、演技の技術が成熟している、キャラクターが再現されている度合いによるのかもしれません。ぼくの印象をあえて数字に落とし込むとしたら、こんな感じです。100点満点でいうとですね。
イザベラ 100
ノーマン 80
エマ 70
クローネ 60
その他 60
レイ 30
これはぼくがいうべきことでもなんでもないとは分かっていますが、誰かに媚を売るためにnoteを続けているわけではないので、ハッキリ書きたいと思いました。ちなみに、鬼の再現度はめちゃくちゃ高かったです。笑
全体を通して感じたのは「原作マンガがよすぎると、そのイメージに引っ張られるから実写版がキツイのかなぁ」ということですかね。バラエティの1つとして、もっと細かいことを気にせずに観ればいいのかもしれないですが、、はい。
最後に、北川景子さんはどの役を演じられているときも輝いていると確信したことを付け足しておきます。
(ヘッダー画像引用元:『約束のネバーランド』公式)
それではまた明日。
最後に。
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