『屍人荘の殺人』
土曜日ですね、今日の映画は『屍人荘の殺人』です。
まず映画にたどり着くまでが長い道のりでした。
というのも、最近出張があったんです。
出張前にすること
1泊の予定だと荷物も少なくてもいいので、リュック1つにまとめられる方が多いと思います。でも、備あれば憂いなしというのかぼくはどうしても荷物が多くなってしまうんです。
今回も周りはリュック1つなのに、ぼくだけガラガラでした。
あとは、出張中に余分な行動をするのが嫌だったりします。「化粧水ないからマツキヨ行ってきます」っていうのがぼくはできません。目的以外の行動をしたくないんです。
でも、ぶらり旅はめっちゃありなんですけどね(笑)。
そんなことを考えながら準備をしていたら、機内でどう過ごしたらいいのかも気になってきました。いま iPad Pro + Magic Keyboard, iPhoneとPixel 4, 最近買ったMacbook Pro 13 inch があるんですけど、飛行機のなかでどれを使おうかなと。
LAまでの12時間のフライトならまだしも、国内の1, 2時間とはいえ、シュミレーションをめちゃくちゃしました。
まず考えたのは「ガジェットはルブタンのクラッチバッグにいれて持ち込もうかな」ということでした。でも、作業効率を考えるとMBPがないのはすごく不便なんですよ。
とはいえ、iPad ProとMBPの両方を持ち込むのは重すぎて現実的じゃないですよね。と、いろいろ考えた結果MBPを持ち込むことにしました。でも、ここでまた疑問が生まれたんです。
「Netflixはどうやってダウンロードしたらいいんだろう?」
普段はiPadで観ていたので「え?」ってなりました。そこから、いろいろ調べたんですけど時間内に答えをみつけられなかったんです。
ここで、どうしたらダウンロードできるのか考え直していたら気づきました。「iTunesのTVから買えばいいんじゃないか」と。
そう思ったら、やっぱりできたわけですよ!
ここから「どんな映画があるんだろう?」って検索して、辿り着いたのが『屍人荘の殺人』でした。
浜辺美波さんは伝説的
『屍人荘の殺人』ってめちゃめちゃ宣伝されてましたよね。浜辺美波、神木隆之介、中村倫也という俳優陣が豪華でめっちゃ観たかったんですけど、なぜか逃していました。
当時は今ほど映画に対しての興味が強くなかったので「いつやってるんだろう?」と思っていたら公開が終わっていたんです。
それで「あ、ちょうどいいな」と。
最近はいろいろ重い映画を観過ぎたので「軽いのを観たいな」って思っていたんですけど、結論からいうと浜辺美波さんが好きです。
どんな世代の方からも好まれる俳優さんっていますよね。
すぐ思いつくところだと、本田翼さん、石原さとみさん、上戸彩さん、新垣結衣さんです。そこに、これからの世代として浜辺美波さんは名を連ねる方だと思います。
去年も『賭ケグルイ』『アルキメデスの大戦』にも出演されていましたよね。なんか、これは「こんなに偶発的に出会うなんて恋なんじゃないかな」ぐらいの勢いで出会っていたんです。
そんな浜辺美波さんが出演されている作品だから、そもそも観るんです。
ストーリーとしは、まず神紅大学のミステリー愛好会が出てきます。
左:葉村譲(神木隆之介) 右:明智恭介(中村倫也)
メンバーは2人で、学生から受けた依頼をもとに事件を解決?する日々を過ごしていました。冒頭から「この人たちが事件に巻き込まれていって、解決していくんだろうな」というのが分かりましたね。
そして、ある事件をきっかけに2人は学食に行くことになります。すると、そこで剣崎比留子(浜辺美波演)と出会います。そこから、見事3人で事件を解決し、さらに一緒に喫茶店に行くことになりました。
ここの浜辺美波さんが可愛い。
喫茶店に着くと、剣崎比留子はミス研の2人にお願いをします。「ロックフェスサークルの合宿に一緒に参加してほしい」「でも、理由は言えない」と。
このとき、明智くんはナポリタン、葉村くんはコーヒーを注文しているんです。学食ではうどんを食べていた剣崎比留子でしたが明智くんと同じを頼みます。このあとです。
学食の浜辺美波さんよりも、喫茶店でナポリタンを食べているときに口にちょっとついちゃってる感じが可愛いと思いましたね。
そうはいっても、ぼくだってそれだけで2時間も観れるわけではないんです!
屍人荘の殺人
ずっと観ていくと、ロックフェス研究会メンバーの所有する別荘に到着してから、物事全てが怪しく見えてくるわけですよ。まず、3人と別荘の管理人、
ロックフェス研究会の進藤・星川カップルの計6人が、エレベーターに乗ろうとしても乗れないんです。
ぼくは、6人になった時点で「エレベーターが怪しい」「これはよくあるトリックだ」「エレベーターの上に何かを置いていて重量オーバーしてしまっているはずだ」「金田一少年的なパターンじゃないのか」って既に怪しがってました。
それどころか、「この時点で俺はネタが分かっちゃったよ」ということを証明するためにメモを取っていたぐらいです。
でも、全く関係なかったっす。
ただ単純に人数オーバーだったんだなって(笑)。
そして、このあと別荘で本当の事件が起こります。
『金田一少年の事件簿』だと、よくあるのがそこにいたメンバーに犯人がいて、私怨がもとで「昔こうだったから」っていう展開になるんですけど、
『屍人荘の殺人』はまさかのはじまってすぐに△△が出てくるんですよ。
「あ、そこは非現実的なところをワンチャンかますの?」って。ミステリーにはいろんなトリックがあると思うんですけど、まさかの△△って。
ぼくは、非現実的な映像を観ても受け入れられないところがあるんです。マンガで例えると『アイアムアヒーロー』くらいだったらまだ平気なんですけどね。そこを越えちゃうと、作品に入り込めなくなっちゃうところが若干あるんですよね。
なので、「△△が殺人事件とどんな絡みなの?」「これが原因なの?」みたいなことを思っていたら
◯◯もいなくなっちゃうんですよ。
「え、そんなことある?」みたいな。
ぼくは3人が仲良く犯人を追い詰めていくか、突き止めるっていうストーリーだと勝手に思っていたので「まさかの〇〇がいなくなっちゃうパターン?」って。そこは意外でした。
〇〇は△△から人を救うために、身代わりになってしまったんですよね。
基本的にぼくは「主人公たちは最後まで生きているはず」「主人公たちが物事を解決していくはず」だと思っているんです。
なのに、〇〇が犠牲になってしまったので「え?主人公じゃなかったの?」「ここからどう助かるの?」って。いいか悪いかは置いておいて、ここはミスリードだなと思いました。
さらに、またぼくのメモによると、
49:00あたりの浜辺美波さんも綺麗だと思ったんでしょうね(笑)。
神木隆之介のすごいところ
キャラクターってところでいうと、神木隆之介くんがすごいなと思いました。佐藤健くんのYouTubeチャンネルに、同じアミューズとして神木龍之介くんも出ていたりしますよね。
そういうときの人間性が、そのまま演技に出ているなって思ったんですよね。まさに葉村くんにぴったりでした。
役として、こんなに自然で
神木隆之介くんすごいと思いました。
全体としてはミステリーだけど、さくっと終わるのが良かったですね。
ただ、途中から「意外と2時間で足りなくない?」って。純粋に、ストーリーのボリュームとして「この時間では観終わらなくない?」って気づいたんですよ。
なぜかというと、最終的には屍荘の殺人事件は解決するんですけど「そこと△△はどうなっているの?」っていう疑問が残るんです。だから、ぼくとしては結果的に全部は解決せずに、映画が終わっているんですよね。「ん?」ってなります。しかも、最後にいなくなったはずの〇〇が出てきたりして、余計に混乱しました。
ずっと、ぼくは〇〇のことを信じていたんですよ。
だから、ここもまた「ん?」ってなるわけです。
「え?この『屍人荘の殺人事件』ってどこに向かうの?」って。
あとは、グロいシーンが綺麗に描かれていたなって思いましたね。刃物が突き刺さるようなシーンもあるんですけど、そこはグラフィックに切り替わっていました。
ぼくは、ああいったシーンのグロテスクさがちょっと嫌になっちゃいます。でも『屍人荘の殺人事件』は綺麗に見せてくれたから、嫌な気持ちになることもなくて嬉しかったですね。
とはいえ、やっぱり終わりは気になってはいたんです。観終わってから『屍人荘の殺人』にはコミカライズ版があることを知ったので、マンガも読んでみました。そして、なんとなく納得しかけているのが今です。
「そもそも、これ続編ものなのね?」
「そういう考え方だったのね」と。
ぼくは1つの映画として観ちゃったけど、マンガの『キングダム』を知らずに映画だけ観たのと同じ状態だったんだなと理解しました。
原作を知らずに映画だけ観たので「あれ?こっからどうなるの?」ってなりましたけど、『キングダム』だったら「5巻くらいまでが映画になっているだけで、今50巻まで出てるよ」っていうことだったんだなと。
これからシリーズ化していった先でどうなっていくのか、続きが気になる映画ですね。
(画像引用元:映画『屍人荘の殺人』公式Twitter)
それではまた明日!
最後に。
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