『マーダー・インカーネイション』
水曜日ですね、今日のマンガは『マーダー・インカーネイション』です。
2巻で完結しているので一瞬で読み終わるんですが、なかなか考えさせられる内容でした。
ひょんなことから知ったんですよね、このマンガ。もともとは「隣町のカタストロフ」の話をしていて、そこから菅原敬太さんの別の作品の話題になって、最後にたどりついたのがこの作品でした。
なかでも、このシーンが印象的でした。(もしかしたら衝撃的なシーンかもしれないんですが、色々なマンガを読んでいくなかで、ぼくはこう感じるようになりました)
『マーダー・インカーネイション(1)』(菅原敬太/稲光伸二/双葉社)より引用
「走馬灯株式会社」もそうですが、この方の作品はストーリーがしっかりとしているのが特徴だと思います。
『マーダー・インカーネーション』は短編集のような形式になっていて、前編では亡くなった人を生き返らせたい、後編ではどうして生き返らせたかったのか?という種明かしがされるんです。
例えば、不慮の事故で亡くなってしまった妻のことを、蘇らせようとする夫の話があります。こういった"ちょっと分かるかな"と思える、一般的に想像がつきやすい出来事がもとになっているんです。
『マーダー・インカーネイション(1)』(菅原敬太/稲光伸二/双葉社)より引用
でも、実はそうじゃないんですよ。
ここがなかなかです。
ネタバレを含みますが、こんな感じで裏があります。
『マーダー・インカーネイション(1)』(菅原敬太/稲光伸二/双葉社)より引用
こんな感じなんですよね。
なんて悲しいんでしょう。
最近話したこと
何歳まで生きたいかという、死生観の話になったことがありました。よく、60歳くらいまででいいやという人もいると聞きますが、ぼくはどこまでも生き続けたいんですよね。できれば200歳ぐらい。
前にもnoteで書きましたが、これまで生きてきた36年間だけでも知らなかったことが分かるようになったり、それまでは食べれないとされていたものが高級食材といわれるようになったり、毎年新しい体験をすることができて、すごい変化があるんですよ。
これはあまり良い体験ではないですし、コロナは面白がるようなことではないですが、2020年を振り返ると「コンテイジョン」(映画)の内容とほぼ同じでSFみたいな世界になっているとも思うんです。
ぼくだって嫌なことを新しく体験するのは避けたいですが、それ以上に未来は明るいと思いたいし、いつまでもワクワクしながら体験を重ねていきたいなと。
そんなことを、この間話したんですよね。
なんか、ふとそんなことを思い出した、そんな作品でした。
それではまた明日。
最後に。
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