見出し画像

【高ヶ坂賛歌】東京都町田市高ヶ坂のローカル音楽

【高ヶ坂賛歌】

作詞・作曲 内山章恵

一 もう目をさませ おたまじゃくし
  春だよ 春だよ

  少しぬるんできた 恩田川の水

  子どものころは 釣りをしたものだと
  おじいさんのはなし
  ずい分 よごれてしまったけれど
  まだなにか住んでいる

  小さないのちがある

二 まぶしい日ざし 光る水
  夏だよ 夏だよ

  さあ登ってこいと 丹沢の山

  いただきの向うに わき上がる
  白い入道雲
  空ははてなく 遠いけれど
  手をのばしてごらん

  とどくかも知れない

三 おいでおいでと すすきの穂
  秋だよ 秋だよ
  
  夏草もかれはじめた 高ヶ坂の遺跡
 
  遠い昔 狩りをしたろうか
  ぼくたちの祖先
  冬にそなえて 汗ばみながら
  金色の稲ほを

  とり入れただろうか

四 かぜをひくなと 鳥のうた
  冬だよ 冬だよ

  つめたさのつきささる 霜柱のにわ

  細い体よせ合い 大地をもち上げる力
  はい色の雲は おもたいけれど
  春の陽はすぐそこで
 
  足ぶみしてるだろう

  こんなに美しい自然がある
  みんなの文化がある
  手をつなごう 声を合わそう
  これからの歴史を作るのは ぼくら
  高ヶ坂の未来を作るのは わたしら
  

ネットのどこを探してもこの歌の歌詞が見当たらなかったので、小学校の頃にもらった歌詞カードを書き写してみました。
(残念ながら楽譜はありませんでした。)

「もう目をさませ…」のあたりは明るく、
「子どものころは」で一転して重々しい雰囲気になり、
最後はまた明るく終わる感じが好きです。

記事の写真はみんなのフォトギャラリーより。
ちょうど恩田川の画像がありました。
ありがとうございます。


この記事が参加している募集