イタリア人の陽気な人柄に隠された理由とは。
イタリア人と言われて、みなさんは、何をイメージしますか?
おそらく有名なところでいくと、ジ◯ー◯モさんとか思い浮かべるのではないでしょうか。
多くの人がイタリア人は「明るい」「おしゃべり」などいくつかの単語が思い浮かぶと思います。その中の一つで多くの人が思い浮かぶイメージはおそらく「陽気」だと思います。
では、イタリア人が陽気である理由とはなんなのでしょうか。
地中海性気候
イタリアも日本のように南北に長い国です。 しかし、大して大雪が降るワケでは無いし、ムチャクチャ寒くなるワケでもない。 総合的には太陽に恵まれ、陽が出ている時間が長いのです。
そのため、気分も上がり、人柄も陽気な人が多いという説もあります!
陽気な裏にある悲しさ
なぜ多くの人がイタリアと聞くと陽気なイメージを思い浮かべるのでしょうか?実際のところイタリア人は本当に陽気なのでしょうか?
先日大学でイタリアに留学した友人と話していたところ、多くの人は「イタリア人が陽気である」と思っているけれど、実際は違うのではという話になりました。その中で僕が思ったことは「陽気」という面は確かにある。ただその奥底には一種の悲しみも持ち合わせているのではないかということです。
先日、このことをイタリアに留学した友人に質問してみました。「イタリア人は陽気な人々と思われているが実際はどうなのか?」また「その根底には一種の悲しみがあると思うのだがどうなのか?」と。
彼女曰く
「イタリア人は陽気であるという認識はあっていると思う。しかしそれは、理由はないがどこか悲しさを感じている状態。ここに今ないものを求めたり、目の前にある美しさを永続させることができないことを嘆く時になる感情の状態かな。」
例えるなら、高校時代や、中学、大学、どのタイミングでも良いです。
本当に心から楽しかった時のことを思い出してください。
心の底から楽しんではいたけど、ふと先のことを考えるともうすぐこれが終わってしまうといった悲しさ、不安さ、虚しさを感じたことはありませんか?
イタリア人は、それを感じているのだと思います。だからこそ、今あるこの時を全力で楽しむ。
それが、根底にあると思います。
この考えは生徒にも通ずるところがあるので、全力で今を楽しむという精神を今後も伝えていきたいと思います。