人の持つ色はそれぞれ。魅力はそれぞれであってこそ美しい。
紅梅は雪の中にその色を魅せ
白梅は雪の中にその香を魅せる
梅は色によってその味わい方が違います。その特性もまた違います。
社会という枠組みの中に生活していると、自然と枠みたいなものが生まれてきます。そしてそれを知らぬうちに価値基準として人を見がち。
十人十色と理解しながらも、随分と窮屈な価値基準で判断する。それによって評価したりされたり、思い悩んだりもする。「あわせなければ」と無理してしまうこともあるでしょう。
生きやすい生き方って、そんな窮屈な環境からではなく、らしさと無垢から生まれてくるのだろうと思います。
そして…
紅梅を楽しむのも白梅を楽しむのも人それぞれ。
人に楽しみ方を強制はできませんが、自分でアピールできるのが人のまた良さかと。
表現であれ、言葉であれ。
理解してもらえるかはともかく、その手段は活かしたいですね。
さいごに
梅は特別なことはしません。
その種ごとにただ一生懸命に花を咲かすだけ。枝葉を伸ばし根を伸ばして。根を生やしたその場で精いっぱい生きる。そして人を魅了してくれます。
人もあれこれ飾り付ける前に、まずは自分のありのままを。
ありのままの美しさもよし。そして内を磨き、より魅せる美しさを身につけられたらいいですね。
紅梅の彩鮮やかさのように。白梅の馥郁たる香りのように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?