日記 自分の中にいる自分


俺が変じゃなければ、みんな自分の中に自分がいると思っている。

頭の中で色々考えたり、言葉を発したりしている自分は11歳頃から変わってない。

変わってないというと少し違うかもしれない。世間に対するスタンスというか、物事の捉え方というか、そういうものは変わってない。

歳をとるにつれて、いろんな事を知って、何かの問題に対して出す結論は変わってきてるかもしれないけど、結論を出す礎になっているものは変わってないと言うべきか。

11歳の冬、中学受験する事を決めた。自分の意思で塾に行って遅くまで勉強していた事を覚えている。

初めて「彼女」ができたのもこの頃だった。近くの海で「デート」したりした。
男女で集まって、テトラポットに登って夕陽を見たりしていた。

今思えば、自立が始まっていたのかもしれない。
本当に、大人ぶっているだけの生意気なガキだった。6年生の頃の担任のアベ先生には嫌われていたと思う。いや間違いなく嫌われていた。

でも、その頃から自分の中の自分は変わってない。この歳になっても。

だから自分が大人になった時、大人って、ただ経験が豊富なだけで、根っこのところは子供とあまり大差がないんだなって思うようになって、
逆に子供を子供だからとナメないようになった。

今回はそんな話。

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