見出し画像

うんちの測り方

人は皆、糞をする。
糞をするものは、尻がある。
尻があるものは、糞をする。
つまり、尻と糞は作用し合う存在と言える。
本題に移ろう。諸君は糞をなんと数えるか。
1本2本、或いは1個2個などと数えるだろう。
なぜ数え方が固定していないのか。それは糞は粘弾性物質だからである。
スライムも粘弾性物質である。
この前トイザらスで、
『プープシー サプライズユニコーン』
という幼児向け玩具を見かけた。
内容は、ユニコーンと思われる人形が臀部からスライムを噴出する、というものだ。
つまり、こんな等式が発生する。
糞=スライム
小学生諸君、これから自由研究の際は、糞を作れ!
すまない、また脱線してしまった。
糞が粘弾性物質である以上、下痢便の存在は黙秘出来ない。
下痢便の数え方はどうなるのだろうか。
液状なので1杯2杯と数えるのだろうか。
だがそれだと下痢便をまずコップなどの容器に移さなければならない。
それだけは避けるべきだ。
いや、コレは正解に近いが正解ではないのだろう。
ここで私は思いついた。
g(グラム)なのでは……
グラムならばいちいち容器に移し返さずに済むし、正確に測れる。
そして計量器の上にビーカー等を置けば、ml(ミリリットル)でも測れるのだ。
よし、コレをうんち計測器と名付けよう。
小学生諸君、これからの自由研究は、うんち計測器を作れ!
あ……
不味い。想定外の事が起きた。というかコレは私のミスである。
「おなら」の存在だ……
通常、臀部から射出される物体は糞だけでは無い。
それがおならだ。
おなら……おなら……
分からない……おならはなんと数えるのか……
仕方ない。悩んでいても仕方ないのだ。
こうなったら、魔法陣を書いておならの神を呼んで聞くしかない。
よし、魔法陣はかけたからあとは詠唱だけだ。
臀・糞・屁・尿・汚・珍・朕……
おお、神様……!
おならの神様、おならはどう数えるのですか?
神様「L(リットル)だ」
でも、どうやるのです?気体ですよ?
神様「水溶液にせよ」
なるほど……あれ?それってもしかして……
おしっこじゃないですか!?
神様「テヘ」
こうして第三次世界大戦は免れたのであった。
1人の勇敢な男とうんちおしっこおならおけつに感謝。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?