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山葡萄のジェラートってクラファンに?

 クラウドファンディングへのチャレンジを決めてから一週間目。

 なんで私の地域で山葡萄栽培?
そして、山葡萄でクラウドファンディングってあり?
何を返礼品にするの?

こちらの思い込みと、世間のとらえ方のギャップをどう埋めて
「なるほど、必要だね」って、共感をいただけるのか!

 今から15年ほど前になるだろうか?
地域の神社の氏子の皆様に『背戸山を考える会』という組織の設立を提案していた。(背戸山(せどやま)とは、今風に言うと里山に近いとらえ方かな?)

 目的は『親しみ、楽しみ、育てがいのある「価値のある裏山」を次の世代に残していくこと。』

 地域には共有林という地域の木材育成組織が成立しており、私はその共同作業にかかわった最後の世代でありました。樹種は杉、植えてから10年は毎年『下刈り』と称して、まだ小さい杉の木のまわりを、雑木や雑草に負けないように刈り取る作業をするのです。
 それも暑い盛り、高校生だった私は,大人の皆さまについてひたすら刈る、カル!「一服!」と声がかかるのが、どれほど待ちどおしく感じたか!

 それまでして、地域の皆様と汗をかいて管理してきた杉の値段が、その後、輸入木材に押されて、劇的に下がってしまうのです。

 当然、背戸山と呼んで、かつては薪を取り、山菜・キノコの採取と生活には欠かせない裏山(いまでいう里山)『荒廃林』に!
人の入らない暗い森になりました。

 私は我が地域の良さ、中山間地の良さは、平地は少ないながら、背戸山から受ける恩恵ともにあることだと認識しておりました。ただ、会の設立までは、務め優先で思いが至らなかったということです。

 提案は成立して、今に至りました。ただ、強制のない任意参加の組織ですから、参加者は半減してしまいました。一番のネックは「汗をかく」ことと「会費」。
 その契機は大日山の山頂付近を全伐して、小学校の子供たちと「気になる木」を植えるという事業を進めたことでした。それは、かつてと同じように、下刈りをするという作業の負荷が各会員にかかりました。
 全伐の目的は、小学校の低学年の遠足の地だった、かつての眺望を取り戻そうということだったのですが・・。

 話が長くなりました。
そして、我が『もてなしの森』の整備へとなるのです。

 昨日は、山葡萄ジェラートの試作をお願いしていた加工所から試作品をいただいてきました。
 試しに京浜地区の子供たちに送ろうと宅急便に連絡すると、用意した発泡スチロール容器では冷気が入らないので、穴をあけてほしいとのこと!
できれば、ドライアイスを・・。
段ボール箱の方が、良かったようです。知らないとこんなものです・・。

 先ずは、出来上がった山葡萄ジェラートが是非送ってほしいと思えるもの?そして冷凍宅配にかかるコストアップと手間をどう考えるか?

 今のところ、返礼品としては保留かな!

 試作は、分けてお願いしたジュースとジャムベースでしたが、ミックスしてみるか?
 そこは思案しましょう!







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