懐かしい出会い
我が家にある鍋敷きは、どこらからかいただいたシリコン製のペラペラしたもので、それを使い熱々の鍋をダイニングテーブルに置いていたところ、だんだんテーブルの色が丸く抜けてきました。
どうしようやってしまったとは思っていましたが、気に入る鍋敷きには出会えず、見て見ぬ振りをしていました。
最近、いつも家の中にいるのでとても気になり、そろそろちゃんと探そうと思い、出会った鍋敷きがありました。
見かけた時になんだか懐かしい気持ちになったのです。数年前に行ったトルコ旅行を思い出したからです。
トルコへ行った時には、あまり物の価値について考えておらず、トルコ石やトルコ絨毯、革製品についてはまったく目もくれず、高いからいいやと安い雑貨ばかり購入しておりました。
今でもトルコ石のアクセサリーを買っておけばよかったと後悔しているくらいです。
トルコはタイルも有名ですという話も聞き流していたのですが、お店に売ってあった部屋に飾るためのものにとても引かれたのです。
私が迷っているものとこちらの方が価値があるものだと言われて2点のどちらを買うかさんざん迷い、決断力のない私のために2点買ったらいくらと安くしてもらいました。そうして、はるばる日本へ持ち帰ってきたのです。
鍋敷きが2つのタイルに、雰囲気や色合いが似ていました。
ひっくり返してどこで作られたのか確認するとMADE IN TURKEYとあり、やっぱりと思いました。
材質はストーンウェアで、扱いには注意しなければいけませんが、インテリアとして飾っているタイルとも相性が良いと考え購入しました。
一度旅行に行って感じたトルコのオリエンタルな雰囲気は、何年経っても思い返すことができるんだなとうれしくなりました。
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