見出し画像

アートめぐり 水のかたち展

 山種美術館で開催されている『水のかたち展』2022年7月9日〜9月25日に行ってきました。

 毎日が猛暑のため、涼やかな展覧会名に惹かれました。ただ、恵比寿駅からバスも使わず行ったため、本当に暑くて参りました。日傘がないと、夏に太陽の下を歩くのが辛いです。

 話がそれましたが、山種美術館には初めて訪れました。実は、日本画には長いことそれほど興味がなかったのです。長く続いた狩野派のイメージが強く、なんとなくみんな似た感じでつまらないと勝手な思い込みをしていました。

 大人になってちゃんと見ると、描いた画家によってまったく異なり、表現も豊かでした。あまりよく知らないからつまらないだろうと、経験しないのはもったいないです。

 展示室は地下にあり、長い階段を降りて向かいました。

 今回の展示は『源平合戦図から千住博の滝まで』とある通り、幅広い年代の作品が展示されています。日本には四季があるので、水の表現も幅が広いです。

 鳴門の渦潮だったり、雨上がりの風景だったりとさまざまな絵が見れます。

 以前、軽井沢の美術館で見て感動した千住博さんの滝も素敵でした。千住さんは、滝という題材でたくさんの作品を制作しています。

 私からすると同じテーマで、よくそんなにたくさん描けるなぁと感心してしまいます。テーマは同じでも、同じ滝はひとつもないんですよね。

 ミュージアムショップは、和モチーフの物がたくさんあり、どれも素敵でしたが今回は何も買いませんでした。

 たくさんの水のかたちを見て涼んだ後は、美術館のカフェで、タイアップの和菓子と冷やし抹茶でお茶をしました。

 土牛が描いた『鳴門』の渦潮がモチーフとなった、美しい和菓子です。中は、餡子で美味しかった。

 花より団子とまではいかないものの、アートも素敵でしたが、和菓子も同じくらい楽しみにしていました。

 たまには、併設されたカフェやレストランを楽しむのも悪くないですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?