私が思う毒親の特徴(親目線で書いてみた)


○我が子より自分が愛されたい


「私の方が娘よりちゃんとしてるし、
私の方が娘より歌が上手いし、
私の方が娘より愛されるべきなんだ!」

・愛が返ってこないと怒り狂う
・自分が一番可哀想
・子供の話より自分の話を聞いてほしい
・子供の痛みより自分の方が辛い
・自分より褒められるのが気に食わない
・自分より期待されるのに腹が立つ
・自分より可愛がられるのが許せない

○我が子より自分が偉い


「私の方が人生経験豊富で、
私の方が苦労してきたんだから
私の言ってることが1番正しいに決まってる!」

「ほら私の言った通りでしょ!」

「もう直さないなら出て行きます」

・絶対に子供より自分は悪くない
・絶対に子供には謝らない
・他所では我が子を自分より落としたい
・子供が自分の思うようにコントロールできないと怒り狂う

○我が子より自分の方が優れている

「ふーん。それ私もできるけどね」
「私はそれ以上にできてたけどね」
「部屋の片付けもしないのに外見ばっかり飾ったって意味ないでしょ」
「そんなの高いんだからこっちの安いのにすればいいんだよ」

・自分の方がすごい
・短所ばかりをつつく 絶対に褒めない
・自分の言っていることのほうが正しい
・子供の言っていることはくだらない
・自分の価値観が1番素晴らしい
・子供も同じように感じるべきだと思っている
・同じように感じないなら突き放す




ねえねえ!こんなことできたよ!
って言われても「私も出来るけどね」と上から被せて

「kakurngaちゃん、かわいいね」って他所で言われたら、「部屋はぐちゃぐちゃだし風呂も嫌いだけどね〜」って落として

遠くの紫陽花を見るために電車で長旅するって話には「高いし時間もかかるのになんでそんなルートにするの?紫陽花見るなら近場で見ればいいのに」と馬鹿にして。

娘が誕生日にお小遣いでお花を買ってきてくれたけど、私は正直お花なんかもらっても困るからいらないって言った。
気持ちは嬉しいけど、いつもいらないものばかり買ってくる。

そのくせ他所ではニコニコして静かに座ってるもんだから、私のライブに来てくれた人たちが可愛い可愛い言って、なんか気に食わない。

娘はライバルで、格下で、
自分より下にいなきゃ気が済まない。

だって私だって男性から愛されたい。
私だって褒められたい。

私の方が凄い。私の方がたくさん苦しんできて、
私の方がたくさん乗り越えてきた。
そんな私を娘どもは敬って、私を喜ばせるべきだし、私に恩を返すべき。

なんなら娘か息子に私が叶えられなかった夢を代わりに叶えてもらって、私が支えたおかげだって後から自慢したい。

私はプライド高いから、あんまり表ではそういうのは言わないし、本人は絶対に褒めないけどうち内で自慢して私の鼻を高くしたい。

だけど奴らは私の思ったようには動いてくれない。
それどころか娘は何度言っても私の嫌なタイミングで洗い物を残すし、私の置いてほしくない所に物を置きっぱなしにする。

息子たちは甘えてきて可愛いし、お金入れてくれるから少々許しちゃうけど、娘は本当に可愛くない。あいつの置きっぱなしにしたもの全部まとめてあいつの部屋の入り口に置いといてやる。

このコップも、この開けっ放しのドアも、どうせ全部娘に決まってる。
こんな歳になってまで私はいつまで子供に指導しないといけないの?私だって言いたくないのに、私の辛さなんてわかってない。




まあ、うちの親はこんなところでしょうね。


自分の親を毒親なんて思いたくなかった。

尊敬していると思っていた。

1人で逞しく生きてすごい人だと思いたかった。

けど、この人のせいで私は自分がなくなってしまった。

この人に萎縮して。

この人に遠慮して。

この人に愛されたくて。

この人のために私は自分らしさを押し殺して生きてきてしまったんだ。

悲しいけど、この人がこの人であり続ける限り、
離れないと私は壊されてしまうだろう。


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