【愛着障害】ほとんど同じことができるのに弟だけが褒められた話


こういうことの積み重ねで愛着障害になったよという、一つの小さなエピソードです。


私は特段特技なんてものはありません。
が、地味に出来ることがあります。

それは、

「たくさん聴いた曲の原キーを覚える」

ということ。

たくさん聴いた曲であれば、
ぱっと原キーの音で歌えるんです。自然と。


それを、弟もやっていました。

母が口ずさむ歌を「それ原キーじゃない」って言って原キーで歌い直す。

それを見て母は「すごいな〜絶対音感があるんやろ」と、ベタ褒め。

弟は「記憶力がいいだけなんじゃないん?」と。


そこに「私も原キー覚えられるよ」と会話に混ざる。

すると母は「覚えられるだけじゃ絶対音感あるとは言えん」


びっくりでした。

ほぼ同じことができるのに、目の前で直接弟だけを褒めた。


人の音を聞いてその音はちがう、原キーはこうだ、って言い直せることと、

ただ単に原キーを記憶するだけでは違うかもしれないよ。


だけど、原キーの音を記憶することだって地味にすごいことじゃないのかなって、


「私のすごいところは見つけたり褒めようとしないんだ」

って。

もうそこから会話に入るのやめてしまいました。


お前は大したことない。

弟はかわいい。すごい。


そうなんだね。


って。

かなしいなって。

話でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?