角幡唯介『狩りと漂白』|レビュー 2 すずきたけし 2022年5月12日 20:05 ダ・ヴィンチwebにて角幡唯介さんの『狩りと漂泊』(集英社)のレビューが公開されました。 『極夜行』の著者・角幡唯介が導き出した、社会システムからの究極の逸脱!「漂泊」とはいったい何なのか? | ダ・ヴィンチWeb ノンフィクション作家で探検家の角幡唯介氏は、前著『狩りの思考法』(清水弘文堂書房)で、極北の世界に生きるイヌイットの文化と ddnavi.com 裸の大地 第一部 狩りと漂泊 角幡 唯介(著/文) 発行:集英社 四六判 縦194mm 横134mm 厚さ26mm 重さ 443g 290ページ 定価 1,800円+税 ISBN978-4-08-781714-0『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか。GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦!探検家はなぜ過酷な漂泊行にのぞんだのか。未来予測のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作です。「この旅で、私は本当に変わってしまった。覚醒し、物の見方が一変し、私の人格は焼き焦がれるように変状した」―――本文より<目次>四十三歳の落とし穴裸の山狩りを前提とした旅オールドルートいい土地の発見見えない一線最後の獲物新しい旅のはじまり*巻末付録 私の地図著者プロフィール角幡唯介(かくはた ゆうすけ)一九七六年北海道芦別市生まれ。早稲田大卒。探検家・作家。チベット奥地のツアンポー峡谷を単独で二度探検し、二〇一〇年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』(集英社)で第八回開高健ノンフィクション賞、一一年同作品で第四二回大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞。その後、探検の地を北極に移し、一一年、カナダ北極圏一六〇〇キロを踏破、一三年『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』(集英社)で第三五回講談社ノンフィクション賞。一六~一七年、太陽が昇らない冬の北極圏を八十日間にわたり探検し、一八年『極夜行』(文藝春秋)で第一回Yahoo! ニュース 本屋大賞ノンフィクション本大賞、第四五回大佛次郎賞。ほか受賞歴多数。一九年から犬橇での旅を開始、毎年グリーンランド北部で二カ月近くの長期狩猟漂泊行を継続している。近著に『狩りの思考法』(清水弘文堂書房)。 ダウンロード copy #読書 #本 #ノンフィクション 2 最後までお読みいただきありがとうございました。 投げ銭でご支援いただけましたらとても幸せになれそうです。 記事をサポート