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努力と真面目

努力とは、あることを成し遂げるために、休んだり怠けたりすることなく、頑張り続ける力。私にはありません。
そして、努力できない人=不真面目な人と思われがちですが、私は、真面目です。休んだり怠けたりは、しないからです。足りないのは、「あることを成し遂げるために」の部分。目標を掲げ、それを達成するために頑張り続ける事ができません。

ただ、ある時期だけは特別でした。
それは、中学生の時。テニス部に入る!という目的を持ったときです。
テニス部は人気が高く、希望者が多かったので、体験入部の期間に辞退者を促すような厳しいトレーニングが続きました。
今では、禁止されているようなウサギ跳び。他にも何の役に立つのかわからない筋トレ、長ーいランニング。先輩から浴びせられる気合いの入ったお言葉のシャワー。
ひと月ほどの辛いトレーニングに耐え抜き、テニス部に入部できました。
そして、中学だけでなく、高校に入ってからもテニスを続けました。
結果的には、テニスが好きであり、自分に合っていたのだろうと思います。

なぜあの時だけあんなに頑張れたのだろうか。
その後の自分を振り返ると不思議です。

テニス部入部以外で努力しようと試みた「あること」
①英語の勉強→中学2年。洋楽が好きな友達が、洋楽雑誌のエディターにな                  
るために英検2級を取ったのがかっこよかったから
②フラワーデザイナーになる→20代半ば。資格も特技もない不安とかっこ よさから
③着物の着付けをマスターする→20代後半。仕事をする上で、着付けができると体裁が保てるから

どれも、自分がやりたかったことではなく、かっこよくみえる、他者から認められるといった他者からの視点を意識した目標でした。

本当に本当に本当に好きでなければ、努力できない。
真面目ではあるけれど努力の才能は、少なめだということが、わかりました。50代になりそれがやっとわかったのですが、ここで問題発生。

老化です。
見た目は、まあ諦めればいいんです。でも、筋肉やら内臓の衰えは、生活に影響を及ぼします。筋力を維持したり高めるには、運動が必要です。
テニスは好きでも運動は子供の頃から苦手で嫌いでした。

これからの人生をよりよく生きるために苦手な運動を努力できるかしら。
運動を好きになることから始めるのか?いやいや、努力ではなく、真面目さを生かして、生活習慣に加えてしまうとか。
こうして悩んでいる間にも、少しずつすこーしずつ老いているのですよ。
とりあえず、5分だけ「みんなの体操」をやってみよう。

明日から…
真面目に(^^)

#努力  
#真面目
#老化
#50代


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