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noteでシナリオ書くと便利な件【NEW】

みなさんこんにちは。
noteディレクターの荒木です。

noteでシナリオを書くと便利な件、
新エディタがリリースされてさらにパワーUPしているので、加筆・修正してお伝えしますね。

特に【目次機能】がステキ!

読みやすいだけでなく、
創作がはかどる機能なんです。

なぜ創作がはかどるのか…
下記の目次をクリックしてみてください。
指定のシーンにジャンプします。
実は、執筆中にもそれができるようになっていて…
読み返したり、修正したりがめちゃめちゃ楽…!

他にも見やすくするやり方や、
シナリオライターのためのテンプレを考えたのでお伝えしたいと思います。

↓サンプルのシナリオをご覧いただき、
その後で具体的な方法をご紹介しています。

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タイトル 「永遠のスタジアム」

●人物表 
①荒木(36・男)
元プロ野球巨人軍投手。怪我で現役を引退。
スポーツライターに転身し、2年目を迎えている。
②市来(40・女)

荒木の元妻。離婚後も仕事を紹介したり、
食事の世話をしたりして支えている。 腐れ縁。
③宮野(28・男)

荒木が所属していた巨人の捕手。
ある事件がきっかけで引退し、今は少年野球コーチ

人物表

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S1:荒木の部屋(夕方)

足の踏み場もない荒木の部屋。薄暗い室内に僅かに西陽が差し込んでいる。PCをタイプする荒木の背中に、市来が話しかける。

S1

市来「原稿、はかどってる?」

荒木「…ように見える?」

市来「(首を横にふる)...で?
              なんて言い訳するの?
     こんど原稿間に合わなきゃ首…」

荒木「……やーめた!」

市来「(マジで!? という顔で)
            仕事を? 私たちの関係を?」

荒木「どっちも!」

PCを閉じて、部屋を後にする荒木。

S1

市来「ちょ、ちょっと!!!」

S2:多摩川・河川敷(薄暮)

少年野球チームが練習している。河川敷に座り様子を見つめる荒木。
声を荒げるコーチ・宮野をボーッと眺めている。

S2

宮野「XXXXXXXXXXXXXXXXX」

少年A「wwwwwwwww」

荒木「コーチか…」


S3:回想/東京ドーム 巨人vs阪神 (夜)

マウンドで巨人のピッチャー・荒木(32)が大きく肩を上下させている。
掲示板は9回2OUTの表記。巨人1点リード。不安そうなキャッチャー・宮野(24)

S3

アナ「最終回、1点リードの巨人。
        しかしマウンドの荒木の顔を見る限り…
  勝っているのはどちらなのか…
  それほど追い詰められた表情です」

朦朧もうろうとしたまま投球する荒木。放たれたボールは静寂の中、スローモーションで宮野のミットに向かっていく。宮野がキャッチしようとした瞬間、静寂は破られ、ボールは快音とともにスタンドに放り込まれた。

S3

荒木「(顔面蒼白)…」


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それでは、具体的な書きかたをお伝えしますね。

柱、ト書き、セリフ、ルビの表記方法

★まずシナリオの要素は…
①柱(シーン)②ト書き  ③セリフ  です。

①柱(シーン)…シーンNo. 、 場所 、 時間を書く
②ト書きには…状況や人物の動きを書く
③セリフ…これはセリフ、ですね。


 ✅まず「柱」については、
  
下記のように該当する箇所をなぞって、
  「T(見出し表記)」をクリック

柱は「T」で!

↑このように「T(見出し表記)」したテキストは投稿した際「目次」として認識され、クリックすると デジタル本のように読みたいシーンにすぐ飛ぶことができます。

さらに、新エディタを使っていれば…!
執筆中も「T(見出し表記)」で書かれたテキストが、 画面左側のエリアに常に目次として表示されるようになりました。物語の流れの把握がしやすくなったり、リンクを踏めばリライトしたい箇所にもすぐ飛べて修正も早い。

とにかくめちゃめちゃ便利な機能なんです!
「え、目次表示されてないよ…」って方は、
画面左上のアイコンを押してくださいね。
↓参照です。

執筆中も目次が表示され、確認したいシーンにすぐにいける


✅次に、ト書きです。
セリフと違いをはっきりさせるために、
文字の下に灰色のマットを敷いて
見やすくしましょう。
やり方は該当箇所をなぞって
「’’(引用)」をクリックするだけです。

ト書きは「引用」で!


✅これはご存知かと思いますが念のため。
文字を太文字にしたいときは、
該当範囲の文字をなぞって「B」をクリック

太字は「B」


で、できます。

最後にルビです。
ルビはあまり知られていないかもしれません。

ルビは、コマンド+シフト+縦棒

コマンド+シフト+縦棒を同時に押すと…
|(縦棒)と《》が画面に表示されます。
縦棒の後ろに漢字。
直後の《》の中にルビを入力。

この時点では↑の表記のままで、
投稿するとルビとして反映されます。


noteの機能はシンプルですが、
アイデア次第で様々なテキストの執筆に対応できるんです。

みなさんも、ぜひシナリオや物語を書いてみてくださいねー!


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