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第69段「クリエイターのコミュ力」

今日した話。
ネットの登場で発信力やSNS力がある人が脚光浴びるけど、でも発信力やSNS力が無い才能のあるクリエイターはどうすればいい?
以前は出版社やレコード会社やメディア等が彼らを庇護して世に出してたけど、もうその余裕が各業界には無い。
なんか埋もれた才能が埋もれたままになってしまう。

昨今はコミュニティ内で皆と飲んで喋って情報とスキルをシェアが上手い人しか世に出れない感じがして文化の縮小再生産的な気がする。
そんなの苦手だけどキラリとした作品を生みだせるって人が世に出られるような新たな仕組みを生み出さないと、既存コミュニティ内でウケる作品しか世に出なくなる。

数を獲ることだけが成功なのだろうか?
経済的には成功かもしれないけど、ある作品が文化を動かすことと、経済的勝利は同義でも同価値でも無い。
両立すれば最高だけど、いろんな作品が併存してる世界の方が断然楽しいと思う。
既存のコミュニティに受ける作品だけしか価値が無い世界はそれこそ価値がない。

何が売れる、どうするとバズる、こうすると効率的、そんな話で産み出された作品ばかりな世界。想像するだけで退屈な世界。

「僕しか好きじゃないかもだけど、僕はこの作品が大好きなんだ。」って作品が世に出る方が楽しいじゃん。
そんで、そんな作品こそが、ヒットしたりして、そして新たな文化を生み出して、僕らの世界を動かすのだと思うのだ。

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